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2007年12月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
→続き


●夫と初めて逢ったときの記憶。

一目見てなぜか心が落ち着いた。
ホテルのラウンジで席に通されるまで、待つ間はちょっと緊張した。
彼を見る。

彼は安心した表情で微笑みながら軽く「ふぅ~」と言っていた。
第一関門は突破したのだろうか?彼の心情はわからない。
彼はいつも冷静だ。(そしてその後もいつも冷静だと知る)

席に座り、お互いのこれまでのことを紹介しあった。

ダメならはじめからダメが良い。
私はここぞという場面では、自分の意見をはっきりと言う。
私は素の自分をさらけ出して、相手にも相性が合うかを判断してもらいたかった。

そして彼からもいっぱい聞き出し、話してもらった。
(子供の頃の話、両親の事、尊敬する人、好きなこと、やりたいこと‥
その他、心の中で用意しておいたチェックリストは全てこなした)

場所も変えて、気づいたら初めて逢ってから8時間!経っていた。
彼が言う。
「僕は将来海外で働きたいと思っています。もしそうなったら一緒に来ることを望みますか?」
私「はい。欧米の影響を受けて今の私があると思います。
英語も少しならわかりますし、問題ないかと思います。」

●ここまで確認できたら、あとは自分たちで帰って考えるだけだ。
材料はすべて揃った。
私にとって彼は、私がもし男性なら、
こんな人生を歩みたかった!と思えるような人だった。

そして、帰るやいなや彼から電話が鳴る。
「今日は楽しかったです♪ありがとうございました♪♪」と私が伝える。

2回目のデートをしたいと彼はいう。

そして2回目のデートでプロポーズされる。
ご縁があるとはこういうことか。

その後の私たちは、ベースの確認(価値観の共有)ができているせいか、
急ぐ理由もなかったのだが、自然と
TVG(テーベージェー、フランスの新幹線) のように
高速で突っ走ることとなる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●7ヶ月後、初めて逢ったホテルで結婚式をあげた

家を買った(だいぶ経ってカーテン!も)

彼が海外勤務できる可能性のある会社に転職した
↓(転職活動も相談しながら手伝った)
休日の半分は、新しい仕事の為に必要な勉強にあてた

難関の試験を1回で合格し、会社で講師も頼まれた

英国に出張を要請された

英国駐在を予感した

でもなぜか、、、
香港駐在の辞令がでた。。。。(苦笑)

そして今、私たちは結婚して2回目のお祝いに
同じホテルで食事をしている。

海外勤務は夫が自費でアメリカの大学院を卒業してから、
ずっと狙ってきた目標。実は険しい道のりだった。


●「いいな~海外駐在♪」と友人が言う。
これまで犠牲にしてきたものを考えると、
行けてしかるべきだし、行くからには成果を上げなければならない。

彼は真剣だ。

妻としては何ができるか。まずは健康を維持することだろうか。
これからできることを考えなければ!

●私がなぜ彼を好きか?(誰も聞いていないが)←笑
それは努力家で、一緒に笑えて、楽しいからだ。
そして未来を一緒に創るのが共通の趣味だからだ。

私たちが良い家庭を築いているか?
それはわからない。

でもお互い、良い家庭を築いていこうとしている。
私はそれだけで十分だと思っている。

「結婚とは何か?それはコミットメントだ。」
と言っていたある人の言葉を思いだす。

来年の結婚記念日はどういう私たちになっているかな?

そして早くも視点を、
香港から日本へ帰国する場面に移す。

その時に後悔しない行動をこれからしていこう!

「このチャンスで一回り大きくなって帰って来たい。」
と彼が呟き、しめやかに2回目の結婚記念日の夜は幕を閉じた。



~初めの気持ちを忘れないよう、未来の自分に捧ぐ~




・・・・Merci beaucoup・・・・・






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Last updated  2007年12月19日 14時13分22秒



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