父の病状。。。。
先週の水曜日(7日)、入院中の父が倒れました。朝、6時前に家の電話が鳴った。朝早くに電話なんてなんだろうっと急いで起きたけど、間に合いませんでした。我が家は緊急事態に備えて、常に留守電にしてます。留守電を聞くと病院からで、「様態が急変したからすぐ来て下さい」 と尋常じゃない事態。いったい何が起こったのか??頭の中は疑問だらけ??前の日は何ともなかったのに。。。とにかく状況がわからないので、急いで病院へ駆けつけると、吐き気と頭痛に苦しんでいる父。看護婦さんの話によると、見回りの時、ベットの横でこけていたので、起こそうといたら様子がおかしかったので、先生に連絡がいき頭部CTを撮ってもらったようです。しばらくして先生が来られて、CTを見て説明を受けました。 小脳出血でした。小脳は平衡感覚をつかさどる所だそうです。こけて頭打ったから出血したのではなく、出血したから立てなくなりこけたようです。直後は、血圧は200を超えてとても危険な状態だったと。。今後は歩くことはもちろん、立つことも無理だと言われました。。先生も説明の意味を理解するのに、しばらく放心状態でした。 療養病棟では治療が困難なので、部屋をかわりました。 小脳出血が起こると、脳がはれて圧が高くなります。小脳出血では腫れた小脳が近くの脳幹を圧迫する場合がありますが、脳幹には呼吸をコントロールする中枢があるので、ここが圧迫されると呼吸が止まる危険が生じます。そのため脳の圧を下げる目的で髄液を抜く手術を行うことに。出血の部位によっては髄液の循環を妨げる結果、急性の水頭症を起こす場合も。午後からの手術は成功し、しばらくは興奮状態でしたが、翌日からは反応がありません。意識は半昏睡状態(刺激で目は開けないが身体を動かす)通常は血腫は自然吸収するので、徐々に症状の改善はみられるとか。。血腫の増大が急速でない場合は手術をせずに保存的治療となるようです。 しかし意識レベルが 下がっている父の場合、出血によってできた腫れをおさえる為に緊急で手術をすることに。手術は、小さな穴から血腫を吸引する定位脳手術的血腫吸引術。手術しても麻痺は残ります。意識障害の改善や早期回復を目的とした手術だと。。しかし。。。CTを撮ると、じわじわとまだ出血していることが判明し手術はできませんでした。 血が止まらなければ命にかかわる問題です。すぐに出血を止める点滴が始まりました。最悪の事も考えなくてはならなくなりました。立てないどころの話でなくなりました。目は開けているけど外界とのコミュニケーションが取れない状態、寝たきりの状態になることが確率的に高くなりました。なんとかもう一度話がしたいです。たまに、足がピクッと動くけど全く意識のない父。早く眠りから戻ってきてほしい。私には祈る事しかできません。 気持ちを整理するためにブログに記しました。しばらくお休みします。