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猫の慢性腎不全における食事療法の理論と実践

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2009年01月22日
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毛細血管壁で隔てられた血漿組織間液

それぞれの電解質組成はだいたい似通っているのですが、決定的に違うのは血漿にはタンパク質があり(16mEq/l)、組織間液にはほとんどない事です。

これはタンパク質(主にアルブミン)は毛細血管壁をくぐりぬけられないため、浸透圧活性を持つという事です。
つまり、毛細血管壁を介して血漿(内)と組織間液(外)で血漿タンパク質の濃度差が生じ、血漿タンパク濃度の高い血漿(内)は組織間液(外)から水を引きこむ力がある、ということです。
この力が正常時は25mmHgです。
これは(内)が(外)から水を引きこむ力です。

次に動脈側では、通常35mmHgの圧力で血管を押しています。この力は血漿(内)から組織間液(外)に水を押し出す力として働きます。

したがって 
「(内)から(外)へ引きこむ力 -25mmHg + (内)から(外)へ押し出す力 35mmHg」 = 10mmHg
となり、これは10mmHgの力で外へ押し出す力の方が大きいという事になります。


静脈側では、血管を押す圧力は下がり、15mmHgとなります。対して血漿タンパク濃度は変らないので25mmhg。
「(内)から(外)へ引きこむ力 -25mmHg + (内)から(外)へ押し出す力 15mmHg」 =
-10mmHg
となり、これは10mmHgの力で外から内へ引きこむ力の方が強いという事になります。

この結果、(外へ押し出す力が強いため)動脈側からでていった水が、
(外から内へ引きこむ力が強いため)静脈側に還ってきて、体液のバランスは保持されます。


余談ですが。
私は初めてこのスターリングの法則を聞いた時に、あまりによく出来たシステムなのですごく感動しました。


腎不全で苦しむ猫さんを減らしたい。と思って続けているブログです。

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最終更新日  2009年01月22日 20時27分16秒
コメント(4) | コメントを書く
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あちゃー   てっちゃん さん
ありゃー、てっきり週末などにまとめて更新かな?と思って油断してました^^;
しかしまぁ、生物が持つ体のシステムには、驚き尽くせないものがありますね。この前の記事といい、正直、私は毛細血管を舐めてました・・・
単なる細いだけの管じゃないのですね!こんな仕事していたなんて!動脈と静脈の間に毛細血管が挟まれているのも、おかげで今日初めて意識できました。素人なので、ついつい変り種の糸球体みたいなほうにばかり興味を持ってしまうのですが、あらためて考えてみたら、糸球体も輸入細動脈と輸出細動脈の間で機能している、毛細血管であったのだ、とあたかも新発見をしたかのように嬉しくなってしまいました^^
いつもありがとうございます。 (2009年01月22日 23時22分30秒)

学究肌ですね   ボノ太 さん
おはようございます。てっちゃんさん。

毛細血管の働きに感動していただけたようですね。うれしいです。
こんな地味なブログを続けていられるのもよき読者に恵まれたからです。 (2009年01月23日 07時28分09秒)

Re:体液について 番外編3 スターリングの法則2(01/22)   宮本賢治 さん
毛細血管の動脈側では血漿水が間質へ濾過されるわけですから動脈側から静脈側に達する時点では血漿蛋白(主にアルブミン)の濃度は上昇しているはずでよ。 (2011年11月09日 10時18分34秒)

Re[1]:体液について 番外編3 スターリングの法則2(01/22)   ボノ太 さん
こんばんは。宮本賢治さん。
コメントありがとうございます。

>毛細血管の動脈側では血漿水が間質へ濾過されるわけですから動脈側から静脈側に達する時点では血漿蛋白(主にアルブミン)の濃度は上昇しているはずでよ。

すみません。2年前に自分でこの文章を書いたとは思えないほど浸透圧その他のついて忘れておりまして・・・・。
適切なお返事ができなくて、本当に申し訳ありません。 (2011年11月10日 22時41分21秒)


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