専門医の一言 腹膜透析と血液透析(と移植)
先日、わが国における腹膜透析の第一人者とも言うべきドクターの講演を聞きました。大御所らしく相当なご年齢かと思いきや!すごく若くて(もしかして私より若いかも・・・???)びっくりしました。テーマそのものは腎不全になってしまったときの治療法選択、腹膜透析と血液透析(と移植)について、でした。この三つの治療法(しかし現実的には移植は非常に数が少ないので、実質二つの治療法)について、歴史や他国との比較など、分かりやすい言葉で説明してくださいました。 講演後の質疑応答で、最後に言われた言葉を、忘れないために書いておきます。「もし僕が腎不全になったら。比較的早期に腹膜透析を導入し、残腎機能をできるだけ維持しつつ、やがて血液透析に移行する、という治療法を選択するでしょう」専門医の一言でした。 私が腎不全になったら・・・。発見されたその日から食事療法を開始。学会推奨の食事基準よりも各種制限の厳しい食事療法を実行し、腎機能低下を可能な限り先延ばしする。かな。