希望と能力のギャップ 猫の介護食づくり その7
猫の介護食づくりにおいて私が個人的に気を付けていること。それは希望と実際の能力にはギャップがある。これは勤務先で散々学んだことですが。嚥下調整食(例えば小さく切ったり、とろみをつけたり、場合によってはミキサーにかけたり)が必要な患者さんは「嫌がる」ことが多々あります。患者さんが「希望する食事」と「実際の咀嚼・嚥下能力に見合った食事」とはギャップのあることがよくあります。ほとんどは自分の能力より高い能力を必要とされる食事を希望します。おかゆしか食べられないであろう患者さんが頑強に「米飯を食べさせろ」と言い張って、仕方なく米飯を提供するも結局食べられず、おかゆになるが、また「米飯を食べさせろ」と言い張って・・・・・以下数回繰り返す・・・・。というわけで、でんちゃんが食べたがってもカリカリをそのまま食べさせることはなくなりました。・・・・・もっともでんちゃん、介護食をもりもり食べてくれます。できたニャンコさんです。にほんブログ村