2008年04月06日

PFC比 その2

カテゴリ:栄養
健康な成人(もちろん人間)にとって、のぞましいPFC比とその根拠について書きます。

参考資料は「臨床栄養」誌。2004.12 P842-843 (「厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2005年版」の引用、要約。)

(1)P比 (タンパク質のエネルギー比率)の策定のための主な根拠

数々のデータにより、成人においてタンパク質の過剰摂取の悪影響(注)を避けるためにタンパク質摂取量は 2.0g/kg体重/日 以下にとどめるのが適当と考えられている。

P比の上限は

2.0/kg体重/日 × 基準体重(kg) × 4.0(kcal/g:タンパク質は1gあたり4kcal) / 推定エネルギー必要量(kcal/日)

を計算すれば求められます。

(補足)
基準体重とは・・・年齢別・性別に区分された各群の平均的な体重。
推定エネルギー必要量とは・・・年齢別・性別・活動量別に区分された各群の平均的なエネルギー必要量

計算した結果の端数を処理すると 18~69歳で(男女とも)P比の上限は20%になります。

(注)
タンパク質過剰摂取の悪影響とは。あくまでも健康な人が対象です。
・高窒素血症(65歳以上男性)
・インスリンの感受性低下・・・インスリンの効きが悪くなる。
・酸・シュウ酸塩・カルシウムの尿排泄増加
・糸球体ろ過量の増加・・・腎機能低下
などなど。

健康な人でもタンパク質の過剰摂取は決して放置してはいけない問題です。
タンパク質をとりすぎていませんか???
とくに、サプリメントでタンパク質(プロテイン)を摂取している方が心配です。






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最終更新日  2008年04月06日 15時50分15秒
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