2005/09/20(火)00:09
平野 秀典の本
儲けを生みだす表現力の魔法という本です。
いい本です、この本。
著者の肩書きの「感動プロデューサー」の名前は、伊達じゃないです。
目から鱗、落ちまくりでした。
著者は会社員でありながら、演劇の俳優もやっている方らしく、
演劇で学んだことを活かして「表現力」について語ってます。
すごく分かりやすくて、為になる本です。
さて、この本の「いい箇所」はいっぱりあるのですが、やっぱりこの一文でしょうか?
**************************************************************************
伝わらなければ、どんなに知識があっても、それは存在しない。
**************************************************************************
株式投資で使う用語は、難しい単語が多いです。
PER、PBR、ROE
FCF、EBITDA、NOPAT・・・。
「なんじゃこりゃ?」って感じです。
日本語に直したところで、やっぱり難しそうな単語です。
こういう単語をたくさん使って、株式投資を語れば、
賢そうには見えるのですが、やっぱり読み手には、
あまり言いたいことが伝わりません。
「難しい言葉を使って物事を語る」というのは、
かなり「損な習慣」であるといえると思います。
私は、この日記を使っていろいろと自己表現をしているつもりですが、
やっぱり、一番伝わるのは「漫画」を使っての表現なのかなと思います。
投機とは?投資とは?という問題も、
「投機は男塾。投資はデスノート」
で漫画を読んでいる人には、なんとなく私の表現したいことが伝わると思います。
(漫画を読んでない人には、なんのことやら?だと思いますが・・・。)
又、普通の本と違って、漫画の場合は読みやすいのはもちろんですが、
漫画喫茶で簡単に読めるという点が、いいところだと思います。
漫画喫茶で、
デスノートを読んでもらえば、
「確かに投資だな・・・。」と分かってもらえるでしょうし、
男塾を読んでもらえれば、
「こりゃぁ確かに投機だ・・・・。」と分かってもらえると思います。
便利です。
ということで、この本からもう一つ。
**************************************************************************
難しいことをやさしく、やさしいことを面白く、面白いことを深く
**************************************************************************
コレを盆栽投資日記のモットーとしたいと思います。
異質なものをどんどん組合わせて、分かりやすくて面白い表現を目指します。