盆栽投資日記

とあるテナントビル。



このビルはバブルの時に立てられたビルで、建築時は満室だったものの、
だんだんと空き室が目立ち、とうとう10％程の入居率になっています。



厳しいだろうな･･･と思い、
建物の謄本をとると、取引銀行による「差押さえ」の記載が･･･。



･･･うーん。



なんか、最近「大家が破産した」とか「物件が競売に･･･」
だとかの話を良く聞きます。




景気が悪いから・・・
という理由ではなく、当初の見込みが甘かった
という理由が大きいと思います。



なんの知識も経験も無い個人が、銀行から借金をして、ビルを建てる･･･。
不動産の場合はよくある話なのですが、コレって株でいうと、
いきなり信用取引を使って株を買うみたいなものですよね。




無知と借金が結びつくとき、その結果は非常に興味深いものとなる




とは、バフェットの言葉ですが、
借金が悪いというより、勉強しようとしないことが、まず問題なのかもしれません。



不動産と違って、株の場合は「見込み違い」と分かったときに、
すぐ撤退できるのが良いところだと思います。



でも、



そこでさらにナンピンできてしまうのが、株の怖いところかもしれません。
さらにお金を突っ込むことが出来るということですね。



無知と借金とナンピンが結びつくとき、その結果は物凄く興味深いものとなる



良く聞く「株で大損した人」って、だいたいこんな話ですからね。
まずは勉強、勉強っと。