ぼんやりひつじのひとりごと

2005/12/09(金)22:08

『ぼくの靴音』~偶然の素敵

ケリーさんこと堂本剛君のこと(27)

午前中、新聞のスクラップ作業をしていたら、「Santana」の新しいアルバムについての記事に出会いました。「Santana」は言うまでもなくとても有名なミュージシャンですが、いままで曲を聴いたことがありませんでした。 メキシコ人だということも初めて知りました。記事を読んで急に興味が出たのでCDショップに行ったときに探してみようと思いながら、午後外出。 用事と買い物を済ませた帰りがけ、駅のコンコースの小さなCDショップの外に出ているお勧めCDの並ぶ棚にちょっと目を向けたらなんと!そこにはSantanaさんのアルバムが・・・。迷わず買いました。 それからちょっとうれしい気分でCDを抱え家に着き、マンションのポストを覗くと・・・。 これまた待っていた日本からの小包。 中身は『ぼくの靴音』とJake Shimabukuroさんのミニ・アルバムです。 超特急で部屋に入り、包みを開けました。(笑) 夕焼けの中、SantanaさんとJakeさんのBGMをバッグに『ぼくの靴音』を開いて読み始めると・・・。うー・・・まずい。予想通り涙腺が・・・。(苦笑) というのも感性ゆたかな剛君の文章に期せずしてSantanaさんとJakeさんの音があまりにぴったりだったのです。 剛君流に表現するなら、『偶然の素敵に遭遇してしまいました。』という感じ?(笑) はっと気がついたら外はすっかり暗くなっていました。 SantanaさんとJakeさんの素敵なアルバムについては改めて書きますので、今日は『ぼくの靴音』の感想を書かせてください。(笑) 『ぼくの靴音』には19歳から25歳までの堂本剛という人の感情がたくさん詰まっています。あるときは明るかったり、またあるときは心配になるくらい重くて暗かったり。本を読むことでその感情に触れ、そしてその響きを受け取ることのできた読者はきっと励まされ、感動することでしょう。 文章は時に稚拙だったり言葉が統一されていなかったりするかと思えば、限りなくプロ級だったり詩人だったりします。でも味があることは確かです。そして、彼が「ことば」というものをとても大事にしていることがわかります。 だから、これからもどんな形でもいいから「ことば」で何かを発信して欲しい。そう思いました。 ファンでなくてもいろんなことに悩んでいる人や今、自分を見失っている人そんな人にぜひ読んでもらいたい中身の濃い作品です。

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