2006/03/10(金)00:41
題名は「coward」だけど中身は「valiant」なアルバム
3月1日発売のENDLICHERI☆ENDLICHERIのファーストアルバムがようやく日本から届いたのでさっそく聴きました。
いろんな音や言葉が詰まった渾身の作。懐かしい音、新しい音、軽快なリズム、重い難解な言葉、女ことば、心の声・・・すべての要素が溶け込んでひとつの音楽になってる。
ほんとに音楽が好きな人はジャンルにこだわらずいろんな音を楽しめるというけれど、彼もそうなんだろうな。
ヘンな言い方だけど、このアルバムを「堂本剛」のファンの状態で聴いてしまったことがとても残念。ファンであるということは冷静に判断する際の妨げになるから。今回のアルバムはまっさらな気持ちで聴いたらもっともっと違う形で私の心に響いてくれたに違いない秀作だったから。
ファンであるからこそ彼の音楽に触れられたんだと自分を納得されるしか仕方ないか・・・。
だから、アルバムタイトルは「coward」(臆病)だけど彼自身の音楽を臆することなく表現した中身はとっても「valiant」(りっぱな勇気)。
音楽好きの方にぜひ聞いてもらいたいです。