ぼんやりひつじのひとりごと

2006/10/07(土)00:16

爆笑問題、太田光さんの熱い想い。

本のこと(49)

スペシャル番組「太田光の私が総理大臣だったら・・・秘書田中2006年秋SP」を見ました。 ついこの間、太田さんと中沢さんの著作「憲法九条を世界遺産に」を読んだばかりで、番組でもメインテーマのひとつにもなっていたので、真剣に見ました。 九条に関しては、「あまりにも現実とかけはなれた理想主義」と言われがちで、確かにそうかもしれないのだけれども、だからこそ「守りたい」という太田さんの熱い思いが今日も感じられました。 政治の現場にいる人は目の前の現実を考えなければならないので、理想の考えを取り入れることはなかなか難しい部分があるのかもしれない。でも、「理想というのは現実とそうかけ離れたものではない。」という太田さんの言葉を私は支持したい。 国際政治の舞台での現実は確かに「武器を持たなければやっていけない社会」なのかもしれないけれど、個人としては「武器を持たないで暮らせる世界がある。」と信じたい。 憲法改正が現実になる前に、せめて平和を唄う、憲法九条に関してだけでも、政治家だけでなく私たち国民一人一人が身近な話題として取り上げていろいろ考えてみる必要があるのではないかと思いました。 「憲法九条を世界遺産に」太田光・中沢新一著 集英社新書 <日本国憲法第九条> 1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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