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2005年08月01日
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カテゴリ:6.成功原則
[深見東州“神霊界”より引用]
天狗がついた場合も、陥りやすい大きな落とし穴が二つあるので、くれぐれも注意していただきたい。

その一つは、文字どおり天狗になること、つまり高慢になったり、うぬぼれが強くなることである。あの天狗の鼻に象徴される我の強さが出てきやすくなるのである。
何ごとにおいても、自分が一番にならなくては気が済まない。我こそが我こそがと、常にトップの座を求める。人の風下に立つなんて、とてもじゃないが耐えられない。異常なくらいプライドが高くうぬぼれが強い。人と協調し、親睦をはかるなど大の不得意で、自分の思いどおりにならないときは、すぐに相手をねじ伏せる。とかくこうなりやすいのである、天狗がつくと。
この場合の俺が俺がという気持ちは龍より強い。ただし、龍のように権力を求める、つまり、人を自分の支配下に置きたがる気持ちはあまりない。というより、人を支配できるだけの広がりのパワーがないといったほうが的を射ていよう。いわば、孤高を保ちながら、それでいて滅多やたらとプライドが高いのである。
常にトップでなければ何としても気が済まず、それがかなわなければ、地団駄踏んでくやしがる。狐よりは賢くて、霊力も知識もあるが、向上心の陰に虚心の誠がなく、優しい慈愛のまなざしがないのである。
こうして、我こそが、我こそがという具合に背伸びをしていって、結局、足元から崩れていってしまうのである。
…たとえ天狗がついていても、それをコントロールできるだけの心の教養と修養ができていれば、なんら問題はない。…
義経ファンの方にはまことに申訳ないが、…彼は鞍馬山の天狗に神通力、霊能力を与えられ、同時に、高慢になる霊流を一身に受けてしまったため、人としての道を踏みはずしてしまったのである。(詳しくは本書で)…以上が、天狗がついた場合に、はまりやすい第一の落とし穴。

第二の落とし穴は、いわゆる仙界に入りやすいことである。

…仙界とは、仙人などの隠遁者が入る霊界である。ここは、地獄界、中有(ちゅうゆう)霊界、天国界とも違う、一種独特な行者界のような霊界で、山の頂上のような清涼感に満ちている。そして一旦ここに入れば、二度と出てくることはできない。その理由は、ここには苦しみがないからである。そして苦しみもない代わり、喜びもないのがこの仙界なのである。その意味で地獄に落ちたほうがましである。激痛から逃れようとして、このままではいけないと必死になって努力、向上するからである。
…自己中心的な方で、仙人志望の人や、世捨て人的発想で、霊術訓練にふけっている人たちは、死後この仙界に入ることとなる。本来の道に目ざめ、一刻も早く改めていただきたいと願う次第なのである。

[解説と読後感想]

今回長い文章を引用させて頂いたのは、何より自分を戒める材料に良いという理由からでした。
仕事に出るたびに、目標とする数値をクリアする自分が陥りやすい“馬鹿な世界”、つまり天狗な世界にはまっていた事を自覚させてくれる内容がここにありました。
元来、協調性のない自分って…実は天狗が。確かに苦痛のない仙人界を好む性格でもあるのです。我が我がといつのまにか一人突っ走り、行き詰まるのは、そのためか…。もっと人々のために自分の才能を役に立ててこそ生かされる道があるのだ、あたりまえの事を今更ながら思わされたのでした。
しかし、そこに気がつき立ち止まれるなんて、なかなか出来はしません。それがどうして出来たのだろう?私も先が見えてきたのかもしれない。
周りの人たち、同僚を見ていても気が付きます。思い当たる場面が思い出されます。それは、その人にとって絶頂期!調子よく順調に事が運ばれている時です。売上が伸びている時。その人が回りの人達のことを忘れ、常識的なルールを逸脱してまでも利益追求に走り始めようとするときに、まさに高慢な天狗がそこに存在していたことに気づくのです。
気づかない本人は、そうして人間関係に破綻が訪れ、去っていく。
何人も私は見てきました目の前で…。
ふっと我に返る事が出来ません…だいたいそういう時には。会社を辞めてしばらくして、やっと分るようです。もう一度働きたい…と。しかし、時はすでに遅しです。
私が今も辞めないで仕事をやり続けられるのは、お金お金という金銭的な数値を後方に置いてけるようになったからです。周りの実績は眼中にはないのです。あるのは自分のペースを保つというその事です。自分の持てる最大の力を発揮して、お客様に喜んで頂くということ。あの人があのような実績を上げたから、俺もよーし!なんてやっていたら体が持ちません。同僚の実績は参考にする程度に留めて、私は私の中で戦うしかないと思っているのです。闘う相手は自分でしかないということです。そうしなければ、個人々の体力とか年齢とか、独身者とか、でない既婚者との違いは、とうてい埋められないのです。20代の体力に40過ぎた者が叶うわけがありません。例外もあるでしょうが、大体そういうことです。

あー、いい本に出会ったな~。“鞍馬天狗のおじさん!”なんて言う番組があったようですが、この方は心の修養が出来たお方だったのでしょうね。私も仙人界の評論家を目指すのは辞めて、地獄から脱出する道を模索したほうが良さそうですネ。愛がある世界が幸せですよね。
(誤字脱字、乱筆乱文お許し下さいませ。)

深見東州の本





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最終更新日  2005年08月01日 05時17分42秒
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