「小児科へ行く前に」ジョン・ガーウッド アマンダ・ベネット
小児科へ行く前にウチの医療の基本方針が、家でできる限りの治療をしてから病院へになってきたのはごく最近。大人は自分の体のことなので、病院に行かなければならないほどヤバイ状態なのかというのを自分で判断できるからいい。でも子供は違う。親が判断を誤った場合命取りになる可能性もあるかもしれない。何故、病院になるべく行かせたくないのか?という問いには未だうまく答えられる自信はない。医者は万能ではないのは確かだが、ド素人の私達よりはマシなことも確かだろう。では何故?人間の自然治癒力を最大限に引き出す治療法を選びたいから、という答えも微妙。う~んでは何故だろう。5分で診察が終わり薬が処方される、お前に私の何がわかったんだ!っていう医者嫌いは間違いない事実だな。この本は小児科医に行くべきか否かを家で判断するための本。お母さんと小児科医が一緒に作ったというだけあって、親目線でかかれているので非常にわかり易い。熱や痛み等の症状別にチェックするべき事柄が書かれており、小児科医の山田真さんが監修しているので、海外の訳本にありがちな習慣の違いにおける「えぇ?!」っていうポイントも訳注されているのでありがたい。図書館で借りてきたのだが、家にも一冊置いておきたい。買おう。