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テーマ:暮らしを楽しむ(393592)
カテゴリ:ブリッジ
「いい趣味を見つけたねぇ」と身内からも言われるのが、ブリッジです。 ブリッジは、どれだけ大人になっても続けられる、マインドスポーツなのですね。 先日の金沢リジョナル大会で印象的だったのは、 車椅子の奥様とご主人様が、ベテランの腕をさらりと披露されていたことでした。 「若いうちは、攻めて行くと上手になるよ」 と、対戦後の待ち時間中に、上達法のアドバイスまで、いただいたりして(~~;。 いくつになっても、その気さえあれば、ブリッジは楽しめることを、教えていただきました。 先月は、センセーショナルな話題が、飛び込んできました。 北京オリンピックの流れをうけて、 オリンピック公認の第1回ワールドマインドスポーツ大会が、北京で開催されたのですが、 シニア部門の日本チームが、 ブリッジ発祥地のイギリス、ブリッジを現在の形に発展させたアメリカの強豪を相手に、 優勝したのですよね。 すばらしいですね、初の大会で、初の金メダル! 今朝の日経新聞文化面には、優勝者の方のエッセイが、大きく掲載されていました。 金メダルを獲得するまでの白熱した舞台裏を、実況中継していただいたようで、 おもしろく拝読しました。 長丁場を戦う集中力や体力は必要ですが、 経験から身についた流れを読む勝負の勘が、ぎりぎりのところで、差を生むのかもしれません。 ちなみに、この方のご職業は、ブリッジ教師ということでした。 日本のブリッジ連盟は、しっかりとした組織となっていますので、 日本国内にも、プロの方々が、たくさん、いらっしゃいます。 都市では、プロの方に師事して、腕を磨いている方が多いそうですよ。 なんだか、レッスンプロに教わるゴルフの世界と、似ています。 金沢リジョナル大会にも、プロの方が多かったと聞きました。 プロにパートナーをお願いして、参加している方もいらっしゃるのです。 どなたがプロなのか、わたしには、まったくわかりませんので、 「あの方もこの方も有名」と言われて、ふむふむ、うなずくばかりでした。 ブリッジの競技会は、今回の金沢リジョナル大会で、3度目のわたしですが、 まだ、小さな器のなかで、右往左往している状態です。 外へ出れば、たくさんの競技会がひしめいています。 オリンピックという大きな国際大会を筆頭に、 文部科学大臣杯、外務大臣杯、読売新聞社杯、日本航空杯、 高松宮妃記念杯とか、なんとか杯とか、 仮面舞踏会や、若草物語や、スペードの女王やら、楽しい名前の地域の大会があったり、と、 今のところは、まったくご縁もない、未知の領域なので、 隔月ごとに届くブリテンを眺めながら、競技会の厳しさを想像しています。 地方の大会でさえ、口を一文字にしたまま、まったく笑わず、 腕を組んで座り、威圧感ある態度で、淡々とプレイする方もお見受けしますから、 大きな大会では、ものすごい空気が流れていることでしょう。 そんな空気にのみこまれずに、いつもの自分を保ち、いつもの力を発揮することは、 どのスポーツ大会にも共通する永遠のテーマだと思います。 ブリッジは、いくつになってもできるので、 奥が広くて深いこの世界を楽しみながら、 少しずつ新しい世界が見られたら、と、 ブリッジの面白さをようやく知りはじめた超新人は、 昨日も、今日も、思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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