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テーマ:暮らしを楽しむ(396440)
カテゴリ:シンクロ・スピリチュアル
戦火を逃れて現存する泉鏡花の遺品たちが、 慶応大学に所蔵されています。 泉鏡花記念館開館10周年と鏡花没後70年を記念して、 それらの貴重な品々が、11月30日まで、 泉鏡花記念館に、展示されています。 全国初公開だそうですよ。 先日、館長さんからチラシをいただいたので、 ちょっと、のぞきに出かけました。 ![]() 鏡花の終の棲家となった、東京・麹町の六番町は、 わたしにも心当たりのある場所なので、 鏡花という方が、それほど遠くはない存在だったことを知ったとき、 妙にうれしく感じたことがあります。 実際に愛用されていた眼鏡や印鑑やお守りなどが、 ガラスケースの中に収まっているのを、眺めているうちに、 なにやら、気配に触れているかのように感じられて、 ふしぎワールドに旅した気がしました。 記念館は、生家の跡地にあり、 すぐ側には、幼い頃の鏡花がよく遊んでいた、 久保市乙剣神社(くぼいちおとつるぎじんじゃ)があります。 ![]() その境内の奥から、主計町(かずえまち)に出ることができます。 ![]() この「くらがり坂」を通って、鏡花は、主計町のお茶屋さんを通りぬけ、 ![]() 浅野川界隈に出て、遊びまわっていたのですね。 こうした環境をベースにして、幻想的な小説もいくつか生まれています。 ![]() 主計町からの帰り道、見上げる「くらがり坂」は、おばけが出そうな、 そんな空気を漂わせているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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