やっぱり読書 おいのこぶみ

2004/05/28(金)03:56

屈託がある

ばあチャルの生活情景(264)

「屈託」三省堂国語辞書によると「気にかけて、こだわること。」となっている。 ああ、いやになっちゃう。 考えていてもなんら解決の糸口すら見えないのだから、やめようと思いつつもぐるぐるぐる。 身内の、きょうだいの、母のことで。 言葉にすると情けなくなるから書かないが、この日記の初めから触れてはいたんだ。 懸案事項とか、解決をしていないこととか、悩みがあるのがより人間らしいとは思うが。 思うが、出来るだけ何もないほうがいい。 でも、みんな何かはあるよね。 夫にこぼしたら、夫の懸案事項の方が大変そうだった。難しそうだった。 気にかかるの最大のことは、今、やはり北朝鮮に拉致されたひと、ご家族のことだろう。ご家族が強く意見を言ったということでかえって非難されてしまい、憔悴していらっしゃる。 四半世紀もうやむやで、どんな心痛があっただろうと想像すら怖ろしい、お気の毒だ。なのに気が付いて上げられなかったものたちは応援、励ましこそすれ、打つなんてとんでもない。 強くはっきり意見を言う。アピールする。冷静に言う。これがなければうやむやになってしまうのだ。 悩んできた人たちはそれを身を持って知っていらっしゃるのだと思う。 ご苦労なさった、なさっているご家族の心労に思いを馳せると、自分如きの悩みで眠れないとはなにか! と「しゃきっ」としっかりするとそれが我が問題らしい。ああ、きりがない。

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