やっぱり読書 おいのこぶみ

2005/10/22(土)14:31

偽ブランド

読書2024(50)

テレビで「偽ブランド品の摘発」とか「偽ブランド品の見分け方」を時々やっているね、いつも浮上するたびになんだかなーと思う。なぜかくもブランド品がもてはやされるのかしらと不思議だ。 だいたい私などはブランド名が覚えられない。関心がないのもそうだけれど、年のせいでもある。いいなーと思って購入したら有名ブランド品だったなんてこともある。 ブランド品が悪い品ではないのはわかる。でも、ブランド名が先に来るのはどうもね。 イタリアへ行ったら(って、一回しか行ってないけど。後は身内のお土産で)絶対無名ブランドの靴やバックのいいものを買ってくる。しゃれていて長持ちして愛用できること請け合いである。あ、でもこれはイタリアがブランドになってるかな? 私は自分の目で見ていいと思うものを買う。失敗もする。要するに見る目を養うというのはお金がかかるものなのだ。それから時間もかかるのだ。 これはあくまでも私の嗜好。 とりあえずブランド名に頼っても、ものならそれでいい。 人間のブランドというものについてこのごろ思うところある。これは悲しいかな確実にあると思う。 まず銘柄品は家柄(由緒、富)、育ち、学歴、容貌、性格、気質が上等で良いということ。なかなかお目にかかれない。 普通品はそのどれかが欠けているけれどまあまあで、人間社会はこれでなりたっている。 もともと粗悪品なら承知でつきあうか、なるべく近づかないからいい。困るのは偽ブランド品、品落品だ。つきあっているうちわかってきてしまうことほど恐ろしいことはない。 人間の場合はますます見る目を磨かなくてはならない。特に結婚はね。 恋はフィーリング&落ちるもの、思想信条、趣味好み、気質性格ままならない。納得づくで恋愛はしないのだけれど。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る