やっぱり読書 おいのこぶみ

2011/06/04(土)12:34

「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」

映画鑑賞(34)

ほんとうのことを声高に言ってはいけない! 妥協しながら穏やかに静に暮らして待つうちに 希望につながるのだ今は何を言ってもファシストのの時代なのだ! それはいつかは消えていくものなのだからと精神科医に諭されてもわたしは愛している!わたしを認めて! と狂気のごとく叫び続けたムッソリーニの愛人ムッソリーニによって精神病院に閉じ込められて 無念無残に死んでいく公式HPあんまり劇場で映画を観ないわたしだが、ちょうど東京に居て時間の空きがあり全国に先駆けて東京は新宿一箇所でしか上映されていないし、 と雨の中を出かけて、当たり!と思ったものだから日経夕刊中条省吾さんの映画評論にちょっとそそられたということもある愛人が権力を持った公人に踏みにじられるという図は目新しいことではないしムッソリーニを肯定しているわけではないがマルコ・ベロッキオという監督の映画手法と主演のジョバンナ・メッゾジョルノ フィッリポ・ティーミの演技がよくて、ひさしぶりに映画らしい映画を観たという満足感を味わったあとで白黒映画だったかしら思ったほど雪の降る場面が印象的昔はそんな風にして映画を楽しんだものだ 

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