2017/01/08(日)09:10
自立・自信・孤立
『井伊直虎』副題「女にこそあれ次郎法師」(作者 梓澤要)を読み終わった。
本日始まる大河ドラマに間に合った!というのは、どうでもういいが
この本は少ない直虎の史実に、歴史的事実を組み合わせて、
小説というより歴史をたどるような感じだったので、
そこを、どうドラマ化してあるのか、「大河」が興味深い。
つまり、枠組みは理解したので、フィクション仕立てがカギ。
という話も私事で、どうでもいいか。
時代がどうあれ
長年生きてきて思うのは「自分は自分であること」ほど難しいものはないということ。
甘えているわけではないが、自信がぐらつくことの多さ。
ことの決断、実行、対処。
すんなり出来たためしがないこと。
これでよかったかの、反省・後悔、多々。
ただ、事実が厳然とあるのだから、それを受け止めないでは前に進めない。
それが孤独で厳しい現実なのである。