やっぱり読書 おいのこぶみ

2019/07/22(月)13:07

『ミス・マープルと13の謎』アガサ・クリスティー

読書メモ(479)

深町眞理子さんの​​新訳が出たので再読。 マープルものは一番最後の巻、クリスティーさんが金庫にしまっておいて、死後に出版する予定だった蔵出しの『スリーピング・マダー』から、わたしは入ってしまいましたが、これが始まりで次々と『ミス・マープル最初の事件』『書斎の死体』~『バートラムホテルにて』などなど13冊全部一気に読んでしまいましたよ。 エリザベス朝、古き良き時代の穏やかな老婦人が鋭く、明晰に推理するキャラクター、魅せられますよね。クリスティーの本はポアロでも「人間性、普遍性」を軸に謎解きをします。まして片田舎に住んでいる独身の女性なんて世間知らず、って思いがちなのに違いますね~そこがなんともいえない面白さですね。この本の13短篇は始まりなので新鮮さが満載で、そしてなつかしさいっぱいでした。

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