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テーマ:食べ物あれこれ(50368)
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以前、日記にも書いたことがあったが、僕は目玉焼きが大好きです。
何しろおいしい。 プルプルで端っこがカリカリの白身も良し、トロリととろける黄身も最高。黄身は半熟よりも生ぐらいが好きですね。 そのまま食べても充分おかずになるし、カレーなどに乗っけても良し。 さて、「目玉焼き丼」です。 この響きには学生時代のわびしさと、また同時に懐かしさがあります。 そうです。学生の頃、金がないときに食べていたものです。 作り方はいたって簡単、学生時代の定番メニュー「しょうゆチャーハン」に目玉焼きを乗っけるだけ、という極めてシンプルなもの。 ここで、しょうゆチャーハンについて説明します。 普通「~チャーハン」というと「海老チャーハン」だったり、「豚チャーハン」だったりと、「具」になるものが付くところで、調味料が付く事はまず稀です。このあたりからも、しょうゆチャーハンの如何にチープな事か推して知るべしです。 このしょうゆチャーハン、いくつかの段階があるので、ちょっとご説明しますと、最も安上がりなもの、つまりお金も全然無く、台所にも食材の蓄えが全然無いような場合、いわゆる「大貧民」状態の時は、油をしき、ご飯をいため、途中しょうゆを加え、炒めて終了です。 ランクが上がるにしたがって、油がマーガリンへ変わり、完成後には黒コショウが振られる事もあります。そして、ニンニクが加えられた段階で、しょうゆチャーハンは最高峰の「マーガリンしょうゆチャーハンニンニク入り」となり、これは「大富豪」しょうゆチャーハンと言えます。ラーメンで言えば「海鮮塩チャーシューメン海老カニ入り」ぐらいの勢いです。 ま、普通のニンニクライスなんですが。 このしょうゆチャーハン、学生の頃は本当によく食べました。 何しろ計画性がないので、1週間を50円で過ごさないといけない、というような事はしばしばで、そんな時は毎食のように食べてました。 おっと、話が大分それましたが、目玉焼き丼です。 恥ずかしながら昨日作ったんです。このしょうゆチャーハンに目玉焼きを乗せる、いい年をした社会人にとって、禁断とも言えるジャンクフードを。 もちろん社会人ですから、当然、最高峰の「マーガリンしょうゆチャーハンにんにく入り」。 マーガリンを多めにしき、ニンニクを投入、少し炒めたらご飯投入。ごはんはパラパラになるまでちゃんと炒め、丼へ。あとで目玉焼きを乗せるので味は薄めに。もちろん仕上げに、黒コショウをパラパラっと振り掛けます。 そして目玉焼きですが、今回は社会人なので、豪華にベーコンを付けました。 しかも3枚。 目玉焼きは思い切り強火です。端はカリカリで黄身は生。小さなこだわりです。 ごはんに乗せたら、あとはお好みの味付けで。僕はやっぱりしょうゆでした。 いやーうまかった。腕が上がったのかと思ってしまうほどのおいしさ。 あっと言う間に食べ終わってしまいました。 学生時代を懐かしく思い出す暇すらありませんでした。 おそらく勝因はベーコンな気もしますが、しょうゆチャーハンもいい感じにパラパラで、濃い目になりがちな味付けが程よく抑えられてたのも良かった。 やっぱ腕が上がったのかな。ウン。 休みの日の朝ごはんぐらいには良いかもしれないので、興味のある方は是非チャレンジしてみてください。 いい大人はサラダの一つぐらいは付けたほうが、体のためには良いと思いますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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