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久しぶりに買いましたよ。綾辻作品を。
エート、講談社文庫の「どんどん橋落ちた」以来だから何年だ?もう4~5年前になるのかな。 でも文庫本が出たのも多分、それ以来ですよね。 うーん、もっとバンバン新作が出てほしいですよね。 まあ、読んでいる側の勝手な言い分なんでしょうけど。 ま、少ない分、出た時の喜びも大きい訳で、発売日を待ち構えるように早速買いました。 この作品、脳の病気から始まる物語なんですが、あの病気は本当にあるのかな。あったら怖いな。 でもアルツハイマーなんかは当然のように誰にでも発症の危険性があるわけで、そうぞうすると怖いですよね。 自分が自分でなくなっていくようで。もし自分がかかったら、なんて想像すると恐ろしいですね。 で、やっぱり主人公のそのあたりの苦悩も描かれている訳ですが、この辺の描写は何ていうか綾辻作品っぽいです。非常に。 臨場感がすごいというか、もうリアルに感情移入しちゃう感じで。寝る前によく本を読むんですが、途中でやめて寝ようとすると怖くなってきちゃうような。やな夢を見ちゃいそうな。 怖いなー、と思いつつ、久しぶりの綾辻作品を堪能できている感じで、ちょっとニンマリな気分もありました。 この作品はミステリーというより、ちょっとホラー系になるのかな。でもちゃんとミステリーテイストも効いてて良かったです。 個人的には、もうちょっとスピード感ある作品が好きだったりするんですが、終わってみるとこれはこれでいいかな。 大体、焦って先にいきたがりすぎるのは悪いクセなんですよね。本はもっと落ち着いて味わって読んだ方がいいんでしょうね。 そういえば、アレですよね。 「暗黒館の殺人」もそろそろ文庫になっても良さそうな時期な気がしますね。 まだ先かな?そっちも楽しみにしつつ、新作の登場も待ちたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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