本読みのひとりごと

2005/12/07(水)02:01

ミルクのお茶

お茶の時間(16)

大学時代の親友から、一本の電話。 彼女は休職前のわたしと同じ仕事をしているので、すごく遠くにいるし忙しくてなかなか連絡もとれない。 でも、何だか戦友みたいな感じで、ふと思いついたら連絡をとって仕事の愚痴を言い合ったり恋の話をしたり、年に一度くらいはがんばって都合をつけて会ったりしている。 今日の電話は年明けに冬休みで帰るからごはんでも食べよう、ということだったのだけれど、例によってお互いの近況を報告し合う。 わたしが、今の会社は当面辞めるつもりないけど、アロマや心理学をちゃんと勉強して人を癒やす仕事をしていきたいという話をしたら、うん。いいと思う。って賛成してくれた。 陽だまりのなかで、自分のペースで、あなたがそういう仕事をしているところが想像できるよ、と言ってくれた。 あなたは人の痛みや傷のわかる人だから。でも、相手と自分の感情が混ざらないように気を付けてねって(←このことに関して、わたしの大事な人たちは、みんな同じことを言う(笑)。 大学時代、とにかく自立したくてもがいていたことも、一度社会に出てぐちゃぐちゃにされなきゃって思っていたことも、彼女に指摘されてやっと思い出した。 なんだ、わたし、学生のとき思ってた通りの道を歩いてるだけじゃないか! だいじょうぶ。君はまださなぎで、あなたの人生はこれからだから。 そう言われたのがとてもうれしくて、元気が出た。 彼女とわたしはほとんど正反対みたいに性格がちがう。 だから話をしても、お互いに元気をあげたりすることはできない。 そうじゃなくて、相手が持っている力を言葉にして伝えることで、相手の内側に眠っている元気を呼び出してあげることができる。お互いに。 それはとても、強いことだよなあ。

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