|
テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:カテゴリ未分類
すぐに靴をだめにしてしまう。
ちょろちょろとよく歩き回るせいもあるけど、歩き方に妙な癖があるらしい。 左のかかとの内側が、いつも真っ先に割れてしまう。 わりと履きやすく、気に入って履いていた茶のパンプスも、たちまち左側だけヒールの底が減り、鋲が飛び出してしまった。 こうなると、当然だけれど、足が痛くて長く歩けない。むりして履いていると、腰も痛くなる。 最近気に入っているスウェーデンの靴メーカー「ecco」で、ドライビングシューズだけでなく、パンプスも扱っていることを知ったので買いに行こうかどうか迷ったが、ちょっと考えて、手持ちの靴を修理してもらうことに。 スーパーの前にある、合鍵と靴修理の店に持っていったら、たった5分できちんとかかとがつき、はがれていた部分も塗り直してくれた。 何だか、うれしい。得したきぶん。浮いた2万円は貯金して、次の仕事に羽ばたくときの資金にしよう。 それから最近、愛用しているアロマランプ(妹にもらった。とってもかわいいのだ)の電球が切れてしまった。 調べたら、めずらしいかたちの電球なので、替えのものを探すのに少し時間がかかりそう。 アロマランプは生活必需品なので、新しいのを買おうかどうしようか迷い、実家に古いランプが置いてあることを思い出した。 オイルを落とすお皿のところに樹脂がこびりついてしまったので、何となく使わずにいたのです。 さっそく、実家から運んできました。 タワシでこすってもだめだったけど、お湯につけておいてから磨いたらぴかぴかに。 モノを大切に使うのは、お財布にもやさしいけど、何だか自分にもやさしいみたい。 …なんて、一方でちっちゃな貯金に励みながら、もう一方で、腕時計が欲しくてたまらない今日このごろ。 大事に使っていたアニエスの時計、短針と長針がずれてしまって、何度お直しに出してもずれてしまうのだ。 そんなとき、「クウネル」で、料理研究家の松永絵菜さん(小人さんみたいなお料理をつくるひとです)が「一生もの」で「手巻き」の「アンティーク」腕時計を買ったという話を読み、わたしも一生ものの腕時計がほしい!と思いついてしまったが最後。 まずは手巻きとそうじゃない腕時計のちがいって何?ということを知るため、その名もずばり「腕時計一生もの」(並木浩一著、光文社新書)という本を図書館で借りてきた。 腕時計には、クォーツと、機械式(手巻き、自動巻き)があるらしい。 なるほどー。クォーツって、時計のしくみのことだったのかー。メーカーの名前だと思っていたよわたしは…機械オンチ! しかし読めば読むほど、奥深い世界。 腕時計愛好家の世界は、「パリ左岸のピアノ工房」(新潮クレストブックス)で読んだ、ピアノ愛好家(ピアニストではなく、コレクターとしての)の世界に似ている。 緻密な構造と、機械が導き出す奇跡のような結論。 そこに生まれる、背すじがぞくぞくするような美しさにとりつかれているという点で。 車が好きな人だったら、「いやいや、車愛好家の世界に似ているよ」って言うのかもしれないな。 で、機械式腕時計の魅力はわかったものの、同時に、値段がものすごく高いこともわかってしまった… いちばん安いタイプでも、ボーナスで買えるかなー、買えないかなー、という感じ。とほ。 しかし俺はあきらめない!中野に比較的安いラインからアンティーク機械式腕時計を扱っているお店を見つけたので、今度のお休みにでも行ってみるつもりです。 一生もの腕時計、出会えるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|