本読みのひとりごと

2007/01/28(日)21:53

おおはた雄一「song book」

音楽日記(73)

待ちに待った、おおはたさんのCD発売日! 仕事が終わるのを待ちかねて、銀座HMVにはしる。 ジャケットはまるで写真集のようで、歌詞は1曲ごとに、きれいな写真のついたカードに記されている。 眺めているだけでしあわせ。 夕食後、部屋を片づけアロマオイルを焚いて、さっそくプレイヤーにのせる。 音楽は仕事中以外ほとんど一日聴いているけれど、CDを聴くためだけに、きちんと時間をつくるのはとてもひさしぶり。 たった5曲のミニアルバムだけれど、どの曲にもそれぞれ違った輝きと色があって、まるで宝石箱。 草月ホールのライブで聴いて以来、ずっと聴きたかった「クレア」、なんとストリングスがかかっている!おおはたさんにストリングス!!びっくり。 控えめでやわらかいアレンジなのでちっとも違和感はないのだけれど、いつかライブで、ギター一本の「クレア」を聴くのも楽しみだな。 そして、案の定めそめそ泣く。 だって、おおはたさん。 あなたの歌うクレアは、わたしの中にいる小さな女の子と、あまりにも似ているんだもの。 「スロートレイン#2」も大好き。 歌詞をずっと唱えていると、恥ずかしいことも悲しいことも傷つくことも、どんなことがあってもわたしはだいじょうぶ、守られているって思える。 一日の仕事で疲れたからだに、音楽がどんどんどんどんしみこんでくる。 砂漠にオアシス。 ひび割れにニベア。 ひとり暮しの夜におおはたさん。だ。 次のアルバムは5月23日。夏のはじまり。 そのころ、わたしはどんな景色を見ているのかな。

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