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カテゴリ:読書日記
よしもとばなな「チエちゃんと私」読了。 ばななさんの小説はどんどんシンプルに、象徴的になってゆくなあ。 年を重ねるって、すてきなことだ。 わたしにとって大切な言葉がたくさんあって、手帳に書き写すのが追いつかず、どんどん付箋を貼り付けながら読む。 信頼する人の意見に耳を傾けながら、でも周囲の雑音には惑わされず生きる。 簡単そうで、とてもむずかしい。 あふれるモノと情報、無数の便利なサービスの中から、必要なものを選びだすのは、最後は結局自分だ。 何を仕事にし、誰と、どんな暮らしをするか。 それを選び、行動にうつすのも自分。 素直な気持ちにしたがって選んだら、あとはもくもくと、精いっぱいやるだけ。 人より少しだけ楽にできると感じることを、誰かのために、誠意を持って。 忘れそうになったら、何度でもこの本を開いて、思い出そう。 わたしがデザインした、わたしだけの人生を生きる楽しさと、その無限の広がりを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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