2007/06/26(火)17:31
あの夏の花火
さくらんぼ食べ放題。
くまの会社に、実家がさくらんぼ農家という人がいて、売り物にできないのをたくさん持ってきてくれたのです。
と言っても、よく見ないとわからないような小さい傷がついているだけ。味には何の遜色もない。甘くて、みずみずしくて、幸せ。
夕方、隣町の温泉へ行ったら、近くの川辺で花のおまつりをやっていた。
色とりどりの花。流れる水。草のにおい。
お好み焼きを食べたりして、はしゃぐ。
いくつになっても、お祭りはわくわくする。
夕方のぬるい空気。甘いジュースのにおい。何かが焼ける香ばしくてしょっぱいにおい。
温泉でとっぷりあたたまってから、暗くなった川の土手に座って、今年最初の花火を見る。
まさかこんなところで花火を見られると思っていなかったので、何だか得した気分。
花火は上がっているときもきれいだけれど、ざわざわした暗闇で待っている時間や、終わった後、煙のにおいがする中をみんなが急ぎ足で帰ってゆくところも含めて、ハレの日という感じがする。
帰り道、無性にラーメンが食べたくなってラーメン屋さんへ。
ネギラーメンを注文したら、麺の上にネギが山盛り、ラーメンどんぶり1杯分くらい乗っていた。
半分くらいしか食べられなかったけど、しばらく自分がネギそのものになったような心持ちだった。