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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
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2008.10.24
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カテゴリ:読書日記


石田千「踏切みやげ」読む。
このひとの本を読むと、年の瀬に逝った人のことを思い出さずにはいられない。

石田千の、踏切の、あたらしい本が出たんですよ。
相変わらず、街と人のにおいがします。
ざわざわした夕方の踏切をわたって、銭湯に入って、古い店でビールを一杯。
小さな旅の気分を味わえます。
装丁もやっぱり菊地信義さんです。
今度の本は、著者の挿絵もついているんですよ。

折にふれて心のなかで話しかけるのが、いつの間にか癖のようになっている。
死ぬということは、ずっと読んでいた作家の新刊がもう読めなくなることでもあるのだなあ、と思う。
別れていく人がいて、新しく出会う人もいる。
人生がこんなに交差点の多いものだなんて、大人になるまで知らなかった。





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Last updated  2008.10.24 21:00:49
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