HAVE A NICE DAY

2007/05/13(日)22:10

ドゥロス号

book(381)

          ドゥロス号が博多港に寄港。12日から21日まで停泊して公開される。この船は1914年に建造され、現在航行中の船としては世界一古いとギネスブックに認定されている。約50万冊の本をのせて世界中を巡る最大の船上書店で、350名のボランティアスタッフが参加している。1977年からこれまでに100ヶ国以上を訪問、前回は2000年に日本に寄港したが福岡は初めて。 中洲近くで夕食を食べて、中央埠頭へ行く。昼間の強い日差しが和らいで、夕風が心地よい。船体はすっきりと細長く思ったよりも小さい。きれいな白でペイントされてとても93歳には見えない。白人のスタッフが多くてみんな愛想がいい、日本人にみえた女性からは英語で話しかけられて中国人だと判明。博多の前は台湾に寄港したそうだ。船はドイツの所有で50ヶ国以上の国のスタッフがいるという。 本の値段は「UNIT」という船内独自の単位で表示されている。1UNIT=¥3で換算。 絵本の品揃えはかなり豊富で子供連れにはよさそうだけど、欲しい本は無かった。宗教や料理の本、図鑑などが多く小説は少ない。全部洋書かと思ったら日本語の本も少々。世界の国旗を集めた「FLAGS」という手のひらサイズの小さな本を乗船記念に購入。200UNIT。 書店は午後10時まで開店。船を降りると日は暮れて周囲は真っ暗。おそろしいほどひっそりしていた。    洋書がいっぱい           年季のはいった床と木製書棚 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <今日の読書> 狼花 / 大沢在昌 偏狂者の系譜 / 松本清張(読了) <今日の音楽> BOWWOW2

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