スタンフォード式人生デザイン講座 ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス
【中古】 スタンフォード式 人生デザイン講座 ハヤカワ文庫NF/ビル・バーネット(著者),デイヴ・エヴァンス(著者),千葉敏生(訳者) 【中古】afb
自分がこの先どのように生きていけば良いのか見えなくなった時や新しいキャリアを歩みたいと思ったときにライフデザインが大いに役立つ。
この本は、スタンフォード大学で人気のライフデザイニング講座を書籍化したものだ。
著者の2人は、エンジニアとしての経験を経たのちにライフデザイニング講座を主催している。
人生をデザインすることに手遅れはないという。
30代でも、40代でも、70代でもだ。
どうすれば自分の好きな仕事が見つかるか、豊かな暮らしが送れるか、世界を変えられるか。
充実した人生を送るためのマインドセットがこの本には詰まっている。
ライフデザインに欠かせないのは、まず自分の「現在地」を知ること。
自分は何が楽しいのか、つまらないのか、生きる意味は?、何のために仕事をしている?
自分の人生観と仕事観をまずは知ること。
ライフデザインは、現在の人生からより多くのものを引き出すことであり、
新しくデザインするものではない。
そして、自分の人生、仕事は好奇心や情熱に従うことが大事である。
自分ができそうなことを求めてはならない。
また、ベストな人生は一つではなく、常に3通りの人生プランを考えておく。
人生プランを考えたらそれを実体験してみる。
まず自分のできることから、やってみること、調べることが大事。
自分が今までやってきたことにこだわらず、幅広い可能性を考えること。
行き先が分からなくてもいい。自分が正しい方向に進んでいるかどうかが分かればいい。
自分を知ることや心の鍛錬のためには、瞑想やヨガ、日記などが役に立つという。
この本では著者の今までの相談者が人生をデザインして新しい道を歩んでいく事例が数々記されている。
章末ごとにワークシートがついていて、自分を振り返ることやこれからのやりたいことを書いたりできるようになっている。
自分は他の本で自己分析ワークをやっているため、本書でのワークはやらないが、
マインドセットだけでも知ったことで自分の今後の人生により希望が持てて読んで良かったと思う。