新着記事一覧 | 読書とパイプの日々

映画：『TOM-YUM-GOONG! トム・ヤム・クン!』

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆☆昨日のレイト・ショーで観てきました。冗長な部分はあるものの、肉体アクション映画としては見事の一言です。前半がちょっとだるいとか、美人女優が出てきても恋愛に絡まないとか、色々な粗はありますが、そんな事を吹き飛ばすようなアクションシーンがテンコ盛りです。香港映画もよく撮影中に事故が起きないなと思いますが、この映画はそれ以上！人と人のぶつかり合いではＣＧに迫る物があります。マトリックスなんて声が聞こえるのも当然でしょう。上映館が少ないみたいですが、私はなんとか観る事が出来て幸いでした。映画の公式サイトお話象に乗って王が戦争に出る時に、その護衛役として務めた一族の末裔は象使いとして平和な日々をおくっていたが、ある日、中国マフィアに家族同様に暮してきた大切な象を盗まれてしまう。主人公カームは、象を追ってオーストラリアへ旅立つ。

2006.04.25

小瓶

もうスキットルの中にしかウイスキーの在庫がないので、あれこれ棚を探していると、アードベックのミニチュア詰め合わせを発見化粧箱に入って、小冊子 "The Story of Peat and Islay Malt Whisky" が付いてる。なかなか凝った作り。『アードベック 10年 46°』『アードベッグ　17年　40°』『アードベッグ・ウーガダール　54.2°』『アードベッグキルダルトン 1981 52.6°』の組合わせで50mlボトルが４本。さて、どれから空けようか、量が少ないので４本飲み比べでもＯＫ。コストパフォーマンスは悪いけれど、こういう点はミニチュア・ボトルは便利かも。

2006.04.23

早朝

昨日は朝の６時ごろに出勤した。途中で撮影した県庁の建て増し部分。旧館部分は丹下健三デザインで有名だったかと思う。新館も同じ事務所デザインで、ある程度は調和を図ったようだが、ちと無理っぽい。その近くに居た猫

2006.04.22

接待

員数合わせで、接待する側の要員として徴発された。道案内する役以外は何もしなかったので必要なかったような気がする。ラウンジ（でいいのかな？この手には疎い）で、ついてくれた女性を一顧だにせず、延々と仕事の話で大独演会を繰り広げるオマイラ、仕事への入れ込みは認めるけど、さすがにどうよと思わんでも無い（こっちが１０人いて、お店の人と交わした言葉は１０語も無かったかな？、第一席の間にも座らせず、後ろから水割り作って、つまみ補給して、灰皿買えるだけだから、何人ついてくれたのかも分からず！）下っ端としては、相づちを打つだけで精一杯で、申し訳ないとは思うが、疲れた、疲れた。明日は早いが起きれるのだろうか。台風より強い風が吹いて、自転車乗車中の人が吹き飛ばされるのを見たとか、こっちをネタにしようかとも思ったが、疲れネタにした。

2006.04.20

革鞄

あうん童さんに頼んでいたパイプバッグが到着外中キッチュな色合いと、ロールタイプの気安さが気に入ってます。（ファスナーを閉めたり、ベルトを留めたりしないで、グルグル巻いておしまい的気安さが、怠け者心に魅力的）水濡れには弱そうなので、これだけ持つというより、旅行カバンなどに放り込む際の中袋的扱いになると思います。

2006.04.17

ボデガス・トロ・アルバーラ

シェリーの古酒を購入。はっきり言ってシェリーには疎いのですが、生まれ年仕込みの物だったのでつい購入。多分、こんな贅沢は最後でしょう。ラベルは紙じゃなくって、燻した樫の木だそうで、いかにもな雰囲気を演出してます。木箱入りのボトルの他に、テイスティング用の試験管容器が付いてます。こちらを飲んでみましたが、色は暗赤色を通り越してカカオリキュールの様、ペドロ・ヒメネス種で作ったシェリーはもともと色が濃いらしいですが、ほとんど醤油の色です。香りは芳醇でしっかりした甘みとまろやかなアルコールを感じます。ソレラ・システムを使用してないととれる文面が販売元にありました。『その年以来、樽は一切手を触れられずに熟成されました。』ほんまかいなと思いますが、本当なら大したものです。甘口ワインは苦手なのですが、香りに釣られてスルッと飲めてしまいました。美味しいけれど、甘口なので小さなグラスでチビチビ飲むべきものでしょうね。本体の方を開封してないので評価は避けますが、今のところ☆☆ぐらいかな

2006.04.16

映画『映画クレヨンしんちゃん』

伝説を呼ぶ　踊れ！アミーゴ！評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆大傑作揃いの映画版クレヨンしんちゃんにあって、去年初めて駄作が作られましたが、同じ監督による今年の映画版クレヨンしんちゃんは、かろうじて映画版のクオリティを維持したという評価になります。ストーリーとしては、ジャック・フィニィの「盗まれた町」とかウルトラマンの「侵略者を撃て」あたりからインスパイヤされたんじゃないかと思いますが、身近な人間が別の「何か」にすり変って行く系統の話。『謎の“そっくり人間”がカスカベをジャック！知らないうちにホンモノのカスカベ市民とニセモノの“そっくり人間”がすり替わるという目的不明の計画が実行されていたのだ。』場面場面でホラー調の良く出来たパートが幾つもあるのですが、大人帝国のような緊張感と統一性が感じられません。前半やや冗長、後半のクライマックスパートも良くは出来ていますが、そこまでの作品と評価しました。シリーズ第１作のハイグレ星人と似た感覚かな？ともあれ、テレビ特番のようだった去年よりはクオリティアップしているのは、間違いのない所、来年への期待が繋がりました。まずは、めでたし、でめたし。公式サイトクレしんのギャグってお下品なようで、ギリギリの品格を保っているような感があったのですが、今年は残虐性、お下品性で、ちょっと滑ったかなぁと思うような点もありました、でもお子様の反応は良かったです。p.s.劇中ではジャッキーの方が耳に残ったので気づかなかったのですが、ゲスト・ヒロインの名前がジャックリーン・フィーニー。ちゃんと元ネタ表示して、敬意をあらわしてるやん。

2006.04.15

映画：『プロデューサーズ』

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：★昨日の夜レイトショーで観てきました。ヒットの出ないブロードウェイ・プロデューサーのマックスと会計士のレオが組んで、史上最低のミュージカルをプロデュースする事で、出資金を私腹せんと企む。その為、史上最低の脚本、最悪の演出家、ヘボ役者を揃えて作ったのが「ヒトラーの春」なる怪作ミュージカルだが…この映画、ミュージカルがＯＫかそうでないかによって評価が決まると思います。タモリじゃないけど、私にミュージカルはやっぱり向かないんじゃないかと観てて思いました。例外的に『オズの魔法使い』などはとても好きなのですが、どうも歌や踊りが入るとストーリーがブチ切られたように感じます。この映画も、役者は芸達者、歌も踊りも見事なものですし、ＰＣフォントからもスワスティカを追放しようかという御時世に、突撃隊デザインなミュージカルを見れるとは思わなかったし、その点は希少価値があります。でも、うまい踊りにしてもサーカスを見ているようです、映画を観たって気がしてこなくて、何というか「やっぱり相性」なのでしょう。公式サイトはこちら今日は、クレヨンしんちゃん劇場版を観に行く予定ですが、去年のグダグダだった監督と同じなので、ちと心配。

2006.04.15

春雷

夜半より、激しい通り雨と、遠雷が響きました。４月にしては寒い日々が続いていましたが、もう春に移ったようです。

2006.04.11

四月

風邪から快復してきました。やはり健康が一番。花見に行けなくって残念でしたが、幸い職場に桜が植わってますので目には出来ました。このところの雨で、もうそろそろ散るころです。

2006.04.10

風邪

歳のせいか、風邪を引き易いようです。今週はどうしても休めないので、少し無理をして勤務してますが、キツいなあ早く週末になれ

2006.04.05

多忙

内部異動があったので、引継その他の為、ネタもありませんし日記の更新が滞ってマス。更新も無いのに見に来ていただいた方々、ありがとう。Laurel Heightsも開けたけど、感想は先延ばしデス。とりあえず軽いとだけ書いときます、すんません。

2006.04.02

結果

やはり、Knoxvilleからのタバコでした。先に４個入っていたのより大きい気がする箱の中に、大量の緩衝材とG.L.Peasenの新作Laurel Heightsが１個きり、いや～、いい仕事ですねぇ感想は後日。イタリアの荷物は、メールで調べるように頼んだのですが、まだ届きません、返事もありません。画像は綺麗なのですが、個人的に相性が悪いようです。これっきりかな？

2006.03.30

訃報

スタニスワフ・レムさん（ポーランドのＳＦ作家）２７日、ポーランドのクラクフで死去、８４歳。（アサヒ・コムのニュース）（毎日新聞ニュース）非英米圏のＳＦ作家としては，ロシアのストルガツキー兄弟にならぶ有名な方だと思います。映画「惑星ソラリス」の原作者として，むしろレムの方が有名かもしれません。『泰平ヨンの航星日記』とか世界ＳＦ全集に納められていた『砂漠の惑星』に感銘を受けました。私にとっては，思索型ＳＦの巨人といったイメージの人でした。ご冥福をお祈りします。

2006.03.29

択一

郵便局からの荷物預かり通知が入っていた。さて、これは１．Neatpipesからのパイプ２．１個１小口のKnoxvilleからのタバコさあ、どちらでしょう

2006.03.28

第一

Knoxvilleからの２小口分、第一弾GL Pease Ashbury 2oz $11.57Fribourg & Treyer Cut Virginia Plug 50gr tinned $10.41Fribourg & Treyer 34th Mixture 50gr tinned $10.00Fribourg & Treyer Golden Mixture 50gr tinned $9.54Subtotal $41.52Shipping $27.00Total $68.52カード会社のレートが$1=\117.981で、8,084円の請求。それに税金1,600円と通関手数料200円の1,800円を足して合計 9,884円也１個2,500円に迫りますな（笑国内の価格について色々言われるけど、多少の大口ディスカウントや送料の分散を考えても、卸・小売のマージン・レートの変動を考えると、ダンヒルとかの1,000円台は立派、2,000円前後はしゃーないんじゃアルマイカ。後続の１缶１小口は50g缶で、１個5,000円に肉迫する物になる予定（大笑

2006.03.26

帰宅

土曜日から日曜日にかけて、甲子園のぱいぷ堂さんと寝屋川のあうん童さんに行ってきました。それぞれ楽しい話が出来ました。相手をしていた方々には、ありがとうございました。時間が無くって失礼をした方もあります、申し訳ありませんでした。珍しく昼間の便に乗ったので、ジャンボフェリーから見た明石大橋。

2006.03.26

推論

郵便局の荷物取り置きのハガキが入っていた、税付きで。打率がとても良い、６割３分は越えてると思う。過去にヤバイ品を輸入したこともないし、政治団体に加盟していた事もないし、大量に輸入したこともない（今回なんか200gだ）。これだけブラックリストに載ってるが如き打率を誇ると、税関の抜き取り検査はランダムとはいうものの、郵便局別、地区別、物品区分別など、ジャンル分けした上でのランダムチェックじゃないかと思う。国際郵便でこっちの郵便局向けの中からランダムなら、田舎なのでこれだけの打率も納得が行く。さて、１缶の方はどうかな、これが当たったら大笑い。別件だが、Neatpipesには、本当に出荷したのかよオイ？メールを出しておいた。

2006.03.25

油断

してたら異動があった。まあ中の異動なんで，まっ，いいか，予定通り遊びに行こう。

2006.03.24

外出

明日から，ちょこっとだけ大阪方面へ出かけます。いつもながら安く上げるために船で行くので，あまり自由時間はありません。昼間のジャンボフェリーは久しぶり，いつも前夜のって早朝神戸，夜間発で帰る強行軍だったので，使える時間は短くなりますが，昼間の便で出るつもりです。

2006.03.24

梱包

Knoxvilleの荷物は見事に２小口になりました。別個に送料を取られた結果、G.L.PeaseのLaurel Heights１個は、税抜きでも4,000円近い見事な価格になりました、ありがとうござました。海外通販が安いといっても１個だけ買うとこんな物です。イタリアからのパイプは届かないしなぁ、Neatpipesとの相性はよくよく悪いようです。

2006.03.23

「ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ！」

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆発明家のウォレスと有能な犬の相棒グルミットが活躍する、人形アニメーションの人気シリーズの最新作長編です。チーズが大好物でスゴイ発明はするけど、ちょっと自分勝手でピントが外れてるボケ役のウォレス、そんな危なっかしいウォレスのフォローに忙しいが、頼りになる犬のグルミット。日本でも人気があるのか、ストラップなんか売ってますね。さて今回のお話は、町で行われる巨大野菜コンテストを前に、ウォレス達は野菜を狙うウサギ達の駆除に励んでいたのですが、捕まえたウサギ達から野菜への欲求を取除こうとしたウォレスが、自分の野菜嫌いをウサギに植えつける事には成功したものの、アクシデントによって自分は満月の夜に巨大ウサギへ変身するウサギ憑きになってしまいます。これにコンテストの主催者レディ・トッティントンへのウォレスの恋と、彼女の財産を狙う求婚者ヴィクターとの争いがからんで、最後はコンテストの夜に一大追いかけっこが巻き起こります。後は見てのお楽しみ「ハウルの動く城」を蹴散らかして、アカデミー賞アニメ部門に輝いた作品だけに、動きは滑らかでスピード感があります。英米アニメーションの伝統らしいアニメーションといいますか、架空の場所で住人が延々と面白おかしい生活をグルグルと繰り返していて理屈抜き、そういった感じです。楽しく笑って見れる映画です。ちょっと生活に疲れたなと思った時にもオススメ出来ます。しかし、今回は一段とウォレスよりもグルミットの方がメインキャラっぽかったです。ウォレスとグルミット公式サイトは、こちらから

2006.03.21

賭率

KnoxvilleでG.L.PeaseがNewになっていたので、新製品のLaurel Heightが入ったんだなと思って、Fribourg & Treyerなどと一緒にカートに入れて手続きをした。３分後しまった～、カートに入れたのは、ひとつ前の新製品Ashburyだったぁあ！すぐに、Laurel Heightだけ１個追加注文しました。さて問題です。Knoxvilleから荷物は一つにまとめて届くでしょうか？それとも律儀に２小口とどくでしょうか？あわてていたので、２回目の注文で、先の注文と同送してくれなんて気のきいた事は書込んでません。この賭率は、どのぐらいのものでしょう？日本なら間違いなく１小口にまとめてくれますが、外国ですからねぇちなみに、イタリアからの品はまだ着いておりません。

2006.03.16

噂影

またイタリアの引き篭りパイプ屋から、なかなか荷物が届かないので（といっても１０日ぐらいしか経ってませんが）ボソボソ書く事にします。噂をすれば影になれば、いいな（笑

2006.03.15

蜜飴

米原万里『旅行者の朝食』文春文庫出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4167671026 ; (October 2004)今日読んだ本というわけではないのですが、先日観た映画『ナルニア物語ライオンと魔女』の中に出てくるお菓子ターキッシュ・デライトは、この本の中に書いてあるトルコ蜜飴（ハルヴァ）と同じものかなあと思ったので挙げてみました。確認しようと思ったけど、本棚に埋もれて、どこにあるのか分からない（笑ロシアの通訳をしてた人（エリツィンの通訳とかもした有名な人）なのでロシアを中心に思わず、お腹がすくようなエッセイを集めた本です。食いしん坊にお勧め。

2006.03.13

海亀

ナルニアを観たので異世界・異種族繋がりトーベ・ヤンソン絵のアリスで、So-wさんの書き込みがありましたので、グリフォンとにせ海亀とアリスの場面です。

2006.03.11

映画『ナルニア物語』

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆☆☆予告編がハデハデで、原作の印象と違ってたので、非常～に出来を心配していたのですが杞憂でした。丁寧な作りで、原作のちと宗教的な色彩もちゃんと残してあります。子役が可愛くないという人もいますが、フツーの英国の子供の雰囲気があって、私は実に良かったと思います。ナルニアへの入口となるお屋敷の教授はパイプを喫ってました。よく見えなかったけどブラストのベントかな

2006.03.11

マンチェゴ・オイル漬

１月３１日の日記に登場したマンチェゴのオリーブ・オイル漬バージョンです。食べた感じは、オイル抜きのモノとそう違いはありません。油分で酸っぱさが和らいでいるぐらいでしょうか。オリーブ漬にするチーズは他にもありますが、変質を防ぐのが狙いでしょうか、それとも味付けなんでしょうか？

2006.03.10

映画『シリアナ』

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆☆ただし、私みたいにヒネクレテナイと★★だと思います。一番の原因は、この映画がヤマ無し、オチ無し、かろうじて意味ありな映画だからです。ちゃんと主人公がいて、物語に一貫した意味があって、物事が解決する話では全然ありませんからある一定の時間を、さまざまなレベルで描いて、ただ淡々とそうなったよで終わるような映画です。無理して整理してみますと、中東の産油国を主な舞台として１．パキスタンから出稼ぎに中東へ来ている貧しい青年２．中東での非合法活動に深くかかわったＣＩＡの工作員３．石油アナリスト会社の分析員４．石油販売を独占し合併によってより巨大化しようとする石油メジャー会社５．その合併の合法性を検証する法務事務所の黒人弁護士６．合併に関する犯罪を暴いて名を上げようとしている検察官７．石油政策の対立で後継ぎ争いをしている王家の開明派王子８．中東で合衆国の石油利権を持続しようとしているＣＩＡ上層部９．石油メジャーに敵対するイスラム原理主義者ざっと、主な勢力でもこれだけの物を同時に描こうとしています。さらに、これらの人物には、家族があって、父親がアル中だったり、子供が事故死して家庭崩壊の危機にあったり、さまざまな理由を背負って己の野心の赴くままに行動しています。これをカットバックを多用しながら描くのですから、何をやってるのかさっぱり分からないという声が大きいのも不思議はありません。その揚句にカタルシスもなく、事件はただこう終わりましたと終わってしまうのですから、ドラマを期待する向きにはたまったものじゃないでしょう。ドキュメンタリーに近い特殊な映画ですが、何故か目が離せず、２時間半近間寝る事もなく画面に集中してました。人にはけっして勧めませんが、個人的に相性の良い映画です。タイトルの『シリアナ』仮想のイラン・イラク・シリアがひとつの民族国家となったものだそうです。モギリのお姉さんにテレもせず切符を注文出来たのは歳の功というものでしょうか（笑

2006.03.09

『不思議の国のアリス』

ルイス・キャロル著トーベ・ヤンソン絵村山由佳訳メディアファクトリー ; ISBN: 4840115109 ; (March 2006)評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：★あのトーベ・ヤンソンがあの不思議の国のアリスに挿絵をつけていた！それだけで、買った本です。では、挿絵を見てみましょう。うん、トーベ・ヤンソンそのものですね。公爵夫人と豚に変わる赤ん坊、癇癪持ちの料理人の場面ですが、後ろにいるムンクの叫びみたいなのがアリスです。まあ、これだけならコレクションの１冊として楽しく本棚にならべられるのですが、村山由佳の訳がクセがあるというか何というか、既訳との違いを出したかったのか個性なのか分かりませんが、今までアリスを読込んだ人ほど違和感があるかもしれません。「チェシャ猫さん」は、まだいいとして、最初に会った時には「チェシャにゃんにゃんこさん」なんで、ルビはふってませんが、そう読まなくちゃいけないんでしょか（笑気違い帽子屋は大阪弁（河内弁とか細かい差異は分かりませんので、とりあえず）だし、チェシャ猫にしても「イカレポンチ」なんて言うし『ホビットゆきてかえりし物語』ダグラス・Ａ・アンダーソン注　山本史郎訳　原書房刊もそうですが、クセのある訳をする人って、どうして死語を使いたがるのでしょうか、ナンタルチア！（山本訳では、ガンダルフがこう叫びます）　

2006.03.09

疑問

袋ラーメン『チャルメラ』の４０周年記念バージョンを買ってきた。袋に「製法特許出願中」と書いてあった。？４０年もかけて、特許が降りないものなのだろうか？インスタント・ラーメンの奥は深い、そして謎は深まるばかり…

2006.03.08

偽物

Wagner Sempelのトロッケンが届いたので飲んでる。味はイイのだが、コルクが偽コルクなんだよね。先日の物と値段の差を感じる。コルクは長年かかるが、再生可能な資源なんだけど、それでも許さない風潮が現代ヨーロッパにはあって、偽コルク使用をエコロジーの観点から良しとする空気がある。ブリュッセルの悪党どもが、コルク栓全面禁止なんて指令を作りかねない情勢だ。ロッチルドやオーゾンヌが偽コルクを使わざるを得なくなったら、多分欧州製ワインを飲むのをやめると思う。

2006.03.07

予定

G.L.Peaseの新作Laurel Heightが月半ばに売り出されるらしい。Fog City シリーズはヴァージニア・ブレンドといいつつ、え～、それってペリク、それってラタキアブレンド風な方向に走りつつあったので、最新作のAshburyなんて購入もしてなかったんだけど、Laurel Heightはヴァージニアだけでまとめてあるらしい。円高基調だし、久しぶりに買ってみようかと算段中。

2006.03.06

Wagner Stempel

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆Wagner Stempel 2003 Riesling feinherb (Rheinhessen)風邪も治ったので、お酒も解禁となった。ラインヘッセンの白ワイン。さらりと美味しく飲めました。外れのリースリングに当ると、ゴムみたいな後味があってがっくりくるのですが、このワインは当りです。普通飲むワインに、２千円台は出さないのですが、2,280円を払った価値はありました。これをもう１本と、ちょっとお安めのトロッケンを追加注文しました。

2006.03.05

夕日

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』が、第２９回日本アカデミー賞全１４部門中１２部門で最優秀賞受賞を受賞の事、おめでとうございます。何度も観た好きな映画なのです。去年１２月４日の日記２００５年私の映画ベストでも１位にあげてます。１１月６日の初回は、タイトルが怪しげだったので出来が不安でしたが、すっかりお気に入りになりました。原作が漫画『夕焼けの詩三丁目の夕日』である事を、ネットで偶然に見つけなければ、行ってなかったもしれません、危なかったぁ。最優秀主演女優賞を逃した小雪さんは残念でした。吉永小百合さんを落とすのは大人の事情が許さなかったのかもしれません。観た人の好感度も高くって、多分去年一番愛された映画じゃないでしょか。まだロングランしてる劇場もあるようですが、こっちの劇場でも受賞を機にもう一度掛けてくれないかな。日本アカデミー賞は１３部門と書いてある所もありますが、映画の公式サイトからのメルマガに新人賞を含めて１４部門と書いてあったので、それに合せました。■速報その36■ headline →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【日本アカデミー賞】日本アカデミー賞全１４部門中１２部門で最優秀賞受賞←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←─▼─────────────────────────────────【日本アカデミー賞】日本アカデミー賞全１４部門中１２部門で最優秀賞受賞───────────────────────────────────　本日、発表されました第２９回日本アカデミー賞１４部門で、　『ALWAYS 三丁目の夕日』が下記各賞を受賞しました。　最優秀作品賞　　　「ALWAYS 三丁目の夕日」　最優秀監督賞　　　山崎貴　最優秀脚本賞　　　山崎貴・古沢良太　最優秀主演男優賞　吉岡秀隆　優秀主演女優賞　　小雪　最優秀助演男優賞　堤真一　最優秀助演女優賞　薬師丸ひろ子　最優秀撮影賞　　　柴崎幸三　最優秀照明賞　　　水野研一　最優秀音楽賞　　　佐藤直紀　最優秀美術賞　　　上條安里　最優秀録音賞　　　鶴巻仁　最優秀編集賞　　　宮島竜治　新人俳（女）優賞　堀北真希　　　　　　　　　　（敬称略）　みなさま応援ありがとうございました。……………………………………………………………………………………………　　　　　　このメールニュースは等幅フォントでご覧下さい。……………………………………………………………………………………………◇メールアドレスのご変更◇メールアドレスの変更をご希望の方は、お手数ですがこのメールアドレスを一端解除いただき、再度『ALWAYS 三丁目の夕日』メールニュースにご登録ください。 http://www.always3.jp/mailnews/◇配信停止のお手続き◇配信停止をご希望される方は、お手数ですが下記のページにて配信停止のお手続きをお願いいたします。 http://www.always3.jp/mailnews/◇お問い合わせ◇ http://www.always3.jp/mailnews/index.php?action=inquire 編集・発行：『ALWAYS 三丁目の夕日』製作委員会━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━（C）2005『ALWAYS 三丁目の夕日』製作委員会 http://www.always3.jp/

2006.03.04

議員

本職の方が忙しいので、帰ってからボーッとしてたわけだけど、メールでお騒がせの議員さん、この前みた映画『有頂天ホテル』の議員さんとイメージがかぶる。それだけ、いや疲れてるんですよ（笑

2006.03.03

春雨

よく降ります、夏にこのぐらい降れ、ごらあと言いたい気分。寒い一日でしたが、風邪は相当良くなりました。明日ぐらいパイプが使えるかな

2006.03.01

再会

今日帰り、偶然に昔の知合いに会いました。狭い田舎町に住んでても、めったに会わないものですね。日々の行動ルートを聞いてみると、うまく鉢合わせしないようになってました。ひとしきり昔の友人の消息を交換して、お元気でと別れました。さて、再び会う事があってもまた１０年以上後でしょうか

2006.02.28

停止

やっと鼻水が止りました，万全とは言いがたいですが，健康はありがたいです。

2006.02.28

鼻水

いいかげん止まって欲しい、パイプが使えないじゃないか！

2006.02.27

訃報

脚本家の佐々木守さん死去http://www.asahi.com/obituaries/update/0226/002.html私の記憶にあるのは、「お荷物小荷物」かなあ

2006.02.26

風邪

ここ一週間ばかり喉に不快感があり、パイプタバコも控えている。昼間はやたらと眠くて寝てて、この時間になって目が冴えてノコノコ起きだしてきて不健康きわまりない。日常生活に不便はないのだが、自分の場合風邪の菌が身体に入ると、やたらと不機嫌になる悪癖があって周りに迷惑をかけている、すまぬ。あれだ、病気の時に暗い隅っこで出て来ない猫を想像していただければよい。ヘタに撫でてやろうとするとひっかかれる。雨が降ってるせいか静かだ。

2006.02.25

購入

ま、色々あると思うので、とりあえずは『逆光勝利 by 鳥坂センパイ』で大分前から引取る約束になっていたのだが、諸事情で今日になった。ラッキー７なパイプ

2006.02.25

新規

早船雅人さんのパイプがSmokingpipesで取り扱われる事になったらしい。前から徳富さん他数人の日本人作家が扱われていたが、また１人追加。

2006.02.24

給仕

こんな田舎町にもメイド・カフェが出来た。Animateのど真ん前という直球勝負な立地。行った。既に萌えとかに縁がないという以上に，他人に構われると嫌な自分に気づく。理想の喫茶店は静かで本の読める場所。ギネスビールとサンドイッチなんかもあるとなおよろしい。茶置いたらさっさと立ち去れ！マゼマゼなんかいらん！とかいう身には不要の場所であった。周りより遅くまでやってるので，それだけが取り柄かと思うが，ネット喫茶に飛び込んでコーヒーだけ飲んで出たほうが安くつくし，うーん，やはり不要。ヴィクトリア朝風内装でもあったら，またイメージが違ったのかもしれないが，なんだか殺風景で寒いこういう性格なのだ，すまぬ＞メイドカフェ愛好家諸賢

2006.02.24

祝金

朝起きたら，女子フィギュアスケートで荒川静香が金メダルを獲得していた。おめでとう実はテレビは週に１時間も見ないので，演技はまだ見てませんが，今年はメダル０個かなと思っていたので，嬉しいニュース。ロシア国旗と星条旗の上に日の丸が翻る珍しいショットだけは，朝のテレビニュースで確認してますから夢ではないでしょう（笑金曜日の日記だったのは偶然，週末なのでこっちも嬉しいが（笑

2006.02.24

猫日

今日、２月２２日は竹島の日？ノンノン猫の日だそうです。「ニャン（２）ニャン（２）ニャン（２）」という猫の鳴き声の語呂合わせということで、猫の日制定委員会が１９８７（昭和６２）年に制定しました。この日に決まったのはペットフード工業会が全国の愛猫家から公募した結果です。では、犬の日は？１１月１日だそうで、…、お分かりですね？

2006.02.22

失敗

五一わいんをもう一本買ってあったのを忘れてしまっていた。五一わいんVin bourr白ワインだけど、酵母を除去していないのでビン詰め１５日以内にお飲みくださいと注意書がある。少し濁っているのを恐る恐る飲んでみると、甘口のシードル調になっていました。これはこれで飲めますが、醗酵して炭酸が発生中、本来の味は分かりません。

2006.02.19

佐藤賢一『褐色の文豪』

評価（★★★→無印→☆☆☆７段階評価）：☆☆文藝春秋 ; ISBN: 416324610X ; (January 2006)『三銃士』『モンテクリスト伯』等で超有名な文豪アレクサンドル・デュマ（大デュマ）を扱った佐藤賢一の新作。デュマの父を扱った、『黒い悪魔』文藝春秋 ; ISBN: 416322050X ; (August 8, 2003)の続編？になるんでしょうか、むしろこの本を書く為に『黒い悪魔』が書かれたような気がします。『カポネ』と較べると、やはり佐藤賢一はフランスを舞台に書かせた方が面白いなあと夜中の１１時過ぎからさわりだけでもと思って読み始めたのですが、真夜中２時頃まで一気に読みあげてしまいました。豪胆な生涯をおくった作家という事は知っていましたが、こうして通して生涯を読むと、やはり巨人という言葉がふさわしいような気がします。愛書狂とかなんとかのタイトルのアンソロジーで、デュマが書物収集癖にのめり込む契機となった事件をデュマ自身が書いた短編を読んだ憶えがあるのですが、そのエピソードもこの本の中に登場していて、思わずニヤリとしてしまいました。作中とは微妙に違いますがデュマがパリに上京したばかりの頃、劇場で出会った紳士が卵料理のレシピを熱心に読んでいるので声をかけたところ、別に料理に興味があるわけではなく、こういった類いの本は台所でぞんざいに扱われるので逆に稀覯本となっている事。出版社のエルゼヴィール（現在でも存在するエルゼビアの前身）社は社票や装丁をコロコロと変えるので、愛書家達の論議のタネになってる事。知合いの愛書家とこの本の遊び紙が何枚かで論争をしていたが、私の勝ちだははははと言われて、デュマがやれやれ私は書物収集家にだけはなりませんよと答えたが、数年後、パリでも有数の書物収集家になっちゃったというオチでした。映画『アマデウス』を思わせる、モーツアルト役のデュマに対して、サリエリ役の幼なじみの貴族も登場しますが、豪快なデュマの生涯が『アマデウス』のような重苦しさを感じさせないのは救いです。友達もサリエリよりはひねくれてないし。小説・映画『ナインスゲート』でも取り上げられた、『三銃士』シリーズの協力者or下書き人、マケも取り上げられてます。『三銃士』のほとんどはマケの下書きによるものですが、それでもデュマが剽窃者と呼ばれないのは、マケの現行をデュマと読み比べた研究者が口を揃えて面白くないと証言するからでしょう。美味しい料理を作ったのが、材料の野菜を作ったお百姓さんでなくって、それを加工して並べただけのコックさんであるようなものでしょうかね。

2006.02.18

残念

注文していたパイプですが、スマンカッタ売れたパイプの画像を削除するのを忘れてたよゴメンとの連絡がありました。残念！さっき確認したら、お店のサイトからは画像が消えてました。その後、作家本人のサイトに画像が残されているのを発見しました。去年ぐらいから作り始めたシリーズらしいので、また新しい作品が上がってくる事もあるでしょう。ちょっと値上がり気味なのが気になるかなこんなパイプだったのです。

2006.02.18