大親友が女の子だと思春期に困る ようこそ1000分の1秒の世界へ!
こんにちは♪本日の1冊はこちら(*'▽')大親友が女の子だと思春期に困る ようこそ1000分の1秒の世界へ! (MF文庫J) [ 赤福 大和 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)臣守奏治と巴桃亜は、性別を超えた大親友だ。共通点だった“競技かるた”を通じて仲良くなった幼き日の二人は、いつでもどこでも一緒にいた。だが小学四年生の終わりに、二人は離ればなれになりーー五年越しに高校で再会。そんな奏治の前に現れたのは、外見はすっかり女の子らしくなったのに、中身はあの頃と何も変わらず、当時とまったく同じようにベタベタしてくる桃亜だった! プロレスごっこだの連れションだの、さすがに思春期の男女がやることじゃない! でも……桃亜と一緒にかるたをできるのは、素直に嬉しかった。ーー異性の大親友にドキドキさせられっぱなしの思春期競技かるたラブコメ、ここに爆誕!大切な場所を守るため、一度は去った場所へ・・・理由はどうあれ、一度離れた場所へ戻るというのはすごく勇気のいる行動だと思います。それでも、親友と一緒に”遊べる”場所を守るために表舞台へ立つ決意をした桃亜の行動は素晴らしいと思いますが、そこに大人の邪な策略が混じっていなければ美談なんですけどね・・・桃亜をだました学園長も何かしらの思い出の詰まった場所をなくしたくないという思いもあったのかもしれません。しかし、特待生として迎え入れた”条件”を後出しのように”追加”するというやり方はどうなのでしょうか?相手は特待生として受け入れるということはこの話を持ち込んだのは当時”中学生”だったころ。そんな彼女にこのような方法は社会としても出すものではないと思ってしまいましたね。。。恐らく口約束なので紙面には残ってないと思いますが、口約束もまた”契約”、一ファンだったのなら、引退した人がまだ現役で頑張れるとわかっているなら現役としてスポットライトの当たる場所に出てほしいと思ってしまうのも無理ないと思いますが、”手段”が強引だったかと・・・部活の存続をかけたラブコメですが、甘さは正直控えめ。糖分多めのラブコメを期待しており、最近のラブコメをよく読まれている方には物足りないかな?今後糖分がマシマシになっていく可能性も無きにしも非ずですが・・・現状では、昔のノリで結構激しいスキンシップはありますが、桃亜のほうは特に意識してというものはありません。小学生くらいの仲のいい男女ってあんまり隔たりとかなく遊んでいたりするじゃないですか、、、あれの延長線上に位置するのが今の二人でが、一応嫉妬という感情は持ち合わせているみたい。過去に一度その場から去った少女がもう一度そのスポットライトの場所まで戻り、常に少女の隣にありつ続けようと努力してきた無名の少年は少女と同じ場所までたどり着くことができるのか?守るべき場所・目標をもって”大親友”の男女はスポットライトを浴びる舞台へ。。。一選手として、また人間として少しずつ進んでいく姿を期待しています。スポコン系の作品が好きな人も楽しめると思います。そういうシーンも結構あったはずなので。。。