【内容情報】(出版社より)
美少女エルフ・リリアと新たに加わった魔法少女・ハズキと共に旅を続けるマルス。
一行は、ハズキの故郷にある世界七大ダンジョンの一つを攻略しようとノイシュタイン渓谷へ。
旅の道中に出会ったのは千人もの奴隷を率いる、凱旋パレードをしていた王子パーティーだった。
その奴隷の中に、自分と同じ“異種族"である猫耳少女を見つけたリリアは、マルスに助け出してほしいと懇願する。
リリアからお願いされたこと自体が初めてだったマルスは快諾するも……。
いい気分のところを邪魔された王子・クルーゼとは一触即発。
高額な値段で買えと喧嘩を売られーー!?
美少女エルフとおくる甘くて楽しい異世界ライフ第2巻!
目的の魔法を求めて新たなダンジョンへ(^^♪
向かった先は前の巻で仲間になったハズキの故郷・・・
そこで待ち受けていたのは新たな出会いと悲しき別れ・・・
出会ったのは数多の奴隷を引き連れたある王国の王子・クルーゼと彼にどのような扱いをされようとそばにいることを誓ったユリスという名の付き人、そして”獣人”でクルーゼの奴隷の一人のネム・・・
ネムは最初はクルーゼのもとにいた関係で、警戒心が強かったですが、少しずつ警戒心がほぐれていき、、、
そして、クルーゼとユリスの二人ですが、いつ・どこで間違えたのかわかりませんが、ユリスからの一方的な愛を与えるだけで、クルーゼ自体はそのことに気づいていないというよりも、自分の目的のものが手に入ればすべて自由にできると思い込んでいるふしがあり、読者の中には同情の余地なしと考える方もいるかもしれません。
実際最後には自分の間違いに気づき、ユリスへ愛を与えていましたが・・・
マルスのように自身に向けられた愛情に対してそれにふさわしい愛情を返し、包み込む愛し愛されるという理想ともいえる関係がいいのか・・・
それとも、ユリスのようにどのように扱われてもそばにいるだけで幸せを享受し、唯一の愛を与え続けるのがいいのか・・・
きっと人それぞれなのでしょうが、その答えは最後の最後にわかるんでしょうね(´;ω;`)
マルスの目的もパーティー全員に伝わり、攻略すべき・追うべき目標が定まった今巻、次巻以降このハーレムがどこまで拡大され、ダンジョンの”謎”が解明されるのか楽しみです(^^)/