こんにちは♪
本日の1冊はこちら(*'▽')
【内容情報】(出版社より)
冴えない高校生・結城宏がひょんなことから入手したフルダイブRPG『極クエスト』。技術の粋を集めて作られたこのゲームは「リアルを極めた」という謳い文句に違わず、グラフィック、NPCの挙動、草木の香りや肌をなでる風、すべてが究極の出来映えであったーーリアル過ぎて、クリア不可能なほど「めんどくさい」ゲームである、ということ以外は。
「フラグ数10,000,000,000,000,000以上!? 身体能力も現実そのままかよ!!」
「ええ。殴られれば痛いし、斬られれば数日は傷が治らない。史上最高にリアルなゲームよ!」
報酬は達成感のみ。軽い気持ちで遊べない、史上最もストレスフルなゲームを攻略せよ!
アニメ化作品ということで一応チェック(^^♪
あまりアニメ化作品をチェックし始めると沼にはまるのでほどほどにはしてます(;'∀')
ゲームというものに何を求めるか・・・ただの娯楽としての一面、現実逃避するための触媒、今だとプロゲーマーという職業もありなのかな?
なんにしろ、人によってゲームに没頭するということは相応の理由があると思います。
そして本作で持ち出されている題材がVRゲーム。
しかもあらすじにあるように結構な鬼畜ゲーということは読み取れます。
ちなみに、自分ならそんなゲームやりたくもないのでスルーしますが、ゲーマーなら飛びつくのかな?
結城もまた数奇な縁で本作に登場する鬼畜ゲーを手に入れますが、さっそく挫折の数々、、、
1巻の情報だけでも結構人として弱い部分が多く、わかっている範囲でも、『事なかれ主義』、『プライドが高く挫折に弱い』、『現実逃避』等々・・・
まぁ、ヘタレ系主人公の属性を数多く持っています。
そんな主人公がこんな鬼畜ゲーができるはずがなく何度も手放そうとします(正直大半の人が手放しても文句が言えないレベルですが・・・)
しかし、リアルに近いからこそ自らと向き合うこともできます。
ある意味ゲームだからこそ”失敗”しても挽回する方法が必ずあると思います。
正直こんな鬼畜ゲーをやっていればいやでも自分の”負”の側面を見つめなおし、いい方向へ持っていこうとすることもできます(もちろん、それからも逃避する人は必ずいます)
主人公には是非過去のトラウマや今の環境と向き合う強さを得て、人として一回りも二回りも成長してほしいですね。
アニメ化という流れで読んでみましたが、思ったよりは面白かったのでとりあえず残りも読んでいきます(^^♪