こんにちは♪
本日の1冊はこちら(*'▽')
【内容情報】（出版社より）
対するは、＜最強＞
二国間による講和会議も決裂し、戦闘状態へと移行する両陣営。
レイvs.＜物理最強＞【獣王】ベヘモット。
アズライトvs.【衝神】クラウディア
シュウvs.【怪獣女王】レヴィアタン
お互いに譲れないもののため、各々全ての力をかけて衝突する
この戦いの行方は果たしてーー。
レイがゲームを始めて以来、最も過酷な戦いの幕が今上がる！
大人気VRMMOバトルファンタジー、決死の第14巻！！
前の巻で講和の道が断たれた両陣営。
あらすじにもありますが、戦闘は3か所に分散され、そのすべてが今まで以上の激闘となっています。
まず、主人公であるレイは本作でも最上位に入る強キャラ”ベヘモット”との集団戦闘!!!
レベルもゲーム内の経験もすべてに対して劣るレイが今ある手札と仲間の協力を得て一つの”最強”に挑みます。
今までどんな強者とやりあっても何とか勝ってきたレイですが、今回は文字通りレベルが違う相手・・・
細い細い勝利という光明を掴むことはできるのか・・・
格ゲーのような駆け引きもありとても読み応えのある戦闘シーンでした。
実際の勝敗は実際に読んでみてください、きっと月夜がさらに嫌なキャラになることでしょう(*'▽')
第2に両国のトップ同士の対決。
本作に限らず、女性が強い作品って多くないです？
実際この二人も下手な”マスター”より全然強いですし・・・
過去に友好があり、親友と言っても過言ではない二人ですが、過去に何度も模擬戦をやっていたようで、何とも悲しい対決に・・・
しかし、どちらにも譲れない想いというのもありこんなことに・・・
そしてこの戦いで注目すべき点はレイの愛馬である”シルバー”と同様、”紅玉馬”のオリジナルの戦闘シーンがあります!!!
初めから戦闘を想定されたオリジナルの性能はすさまじく、”シルバー”と違って会話もできるという!!?
そして最後にクマニーサンことシュウ対ベヘモットのエンブリオである”レヴィアタン”の怪獣大決戦!!!
シュウは”グローリア”戦で使用していた”バルドル”の必殺スキルである巨大ロボ対巨大化し、恐竜のような姿になった”レヴィアタン”ですが、こちらは正直描写が少なく、お互いが時間稼ぎをメインに戦闘を組み立てているような感じだったのでどちらかと言ったらそいういった心理戦がメインになるので、派手な戦闘シーンではありませんでした（残念）
まぁ、実際に戦争となった際にはお互いの手札をすべて切っての戦闘になるはずなのでその時を楽しみに待ちましょう。
この巻まるまる戦闘回ということで講和会議に集まった全員の決着はつきますが、では同時に起こっている王国は？？？
次巻に持ち越しというちょっともやもやしますが、次の巻への期待が膨らむ1冊でした。
