こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*'▽')
内容紹介（出版社より）
絶望と最強の兆しを手に、少年は超大作エロゲの世界を生きるーー！
48人のイラストレーターと、48人のシナリオライターによる超大作エロゲ『運命48』。
このゲームには、どうあがいてもラストは「死」で幕を閉じる嫌われ者がいた。
そんな悪徳貴族レオルドへ転生してしまった俺の未来は、バッドエンドのみ!?
……だけどこのゲームをやり込んだ知識と、かつてレオルドが備えていた「武術の才」を駆使すれば、その運命すらも変えられるハズ！と思ったらーー
「まあまあ、あのレオルド様が。うふふ。私、ますます興味が出てきました」
ゲームでは攻略不可だったヒロインたちが、俺の周りに集まりはじめ……？
「金豚」と蔑まれていた少年が、いつか「金獅子」へと至る奮闘記。開幕！
タイトルに”転生”とありますが、どちらかといえば”異世界『憑依』”のほうがしっくり来たかと？
物語の開始が赤ん坊だったりではなく、ゲームのイベントの最中に急に目を覚ましたからそのような認識になっているのかな？
ジャンルとしては異世界成り上がりものですね(*'▽')
”転生”した主人公はゲーム内ではどのようなルートを選んでも”死”が確定しているため、主人公の第一目標というか、最終目標は『生き残ること』という運命に反逆し、生き残ることはできるのか？
基本的には日本人の感覚で話は進んでいきますが、前人格の記憶や感覚もあるためたまにちぐはぐに見えることも・・・
『なろう』産の作品なので話のテンポはよく、主人公が必死に自分の”死”の運命から逃れるため鍛えつつ、過去の悪印象を払拭しようと少しずつ環境を改善していく姿には感嘆です。
成り上がりということでこの先どんどん功績を積み上げるのはわかっていますが、主人公は”死”という運命に抗い、生き残ることができるのか？
今後も楽しみな作品です。
