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カテゴリ:ラノベ
こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*'▽') 吉田に恋をし、作中では重要な分岐点で適切な助言を行い、恐らく作中で一番貧乏くじを引いていた三島さんをフィーチャーした恋の終わりと再起の物語。。。 沙優を北海道の実家に帰し、いつもの日常に戻ったと思っていたが、吉田にとって沙優と過ごした時間は濃密で、そばにいることが”普通”になっていたのか、どんなに取り繕ってもわかる人にはわかる変化ってあります。 もちろん、本編でせんど語られてきている吉田の”本質”と、沙優の家庭環境を考えるなら多少の改善があるとしても手放しに放り出せるわけでもなく、すぐに行けないことから”祈る”ことしかできないともどかしさもあったのかもしれませんね。。。 そんな中でどんな形であっても自分の気持ちを吐き出し、行動に移した三島さんはすごいと思います。 本命でもある後藤さんは以前にもましてアプローチはしている感じでしたが、明確な行動には出ていなさそうなので、そちらの展開も気になるところですが、まぁ、三島に関しては本編の時点で”叶わぬ恋”だったのはわかっており、それでもなお”先”に進む行動は本当に称賛に値します。(それがたとえ衝動的な行動だとしても) 唐変木の吉田はもちろん三島さんのそんな行動に対して困惑しますが、彼もまた沙優と過ごした時間で人間的に成長し、三島さんの想いを受け止められていたので。。。 そして、三島さんと言えばやはり”映画”は外せない!!! 最初に吉田といった映画では吉田はその作品に対して、共感もなにも得られていなかったですし、さらに言えば、ただ映像を眺めていただけかもしれません。 それが、ここでは同じ映画を見て前回とは全く違った反応が・・・ 三島さんの”片想い”の始まりから終わりまでが描かれた本作で彼女の想いがどれだけかということをしり、一つの物語の結末を迎えましたが、どんなひどい舞台でも生きている限りその人がその人の人生の”主役”であり、また別の物語が続きます。 ラストでは吉田との恋に終止符を打ち新たな出会いを演出されていましたが、彼女の未来に幸多からんことを・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.10 00:05:10
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