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2022.01.23
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カテゴリ:ラノベ
​こんにちは♪

本日の一冊はこちら(*'▽')
悠太が初めて沙季に「兄さん」と呼ばれて以来、兄妹として進展したかに見えた二人だったが、互いに秘めた想いのせいもあってか、その関係はどこかぎこちなかった。そんな中で、三者面談、オープンキャンパス、男女混合の勉強会など、様々なイベントが訪れ、二人はそれぞれ新たな出会いを果たす。『距離の近い異性が偶然ひとりしかいなかったから、好きになっただけ』そんな意地の悪い命題に直面した二人は、再び自分自身の感情と向き合うことに。未来と現在、常識と非常識、建前と本音、自分の幸せと家族の幸せ。何を優先し、何を我慢するのが正解なのか? 悩みと出会いの果てに、悠太と沙季はある“決断”をくだすーー。
​ 自らの気持ちに気づくも、両親の幸せを考えて自らの気持ちに蓋をすることにした沙季。
 そんな沙季の気持ちに気づかず、されど、沙季に惹かれる悠太の2人の行動を気持ちが交差するとても切ない巻でした。
 今までの何とも言えないちょうどいい距離感が好きな方にとっては気持ち悪いかもしれませんが、今巻ほぼ一冊通して、悩んだ二人の”答え”をどうか見てほしいです。
 "義理"とはいえ"兄妹"がもたらす関係はどうなっていくのか・・・


 3巻のラストで髪を切った沙季の気持ちはやはりというべき想いでした。
 まぁ、表紙がロングだったのでちょっと?感はありましたが、逆に言えばここでしか見ることができないレアな髪形ということで(*'▽')
 これ以上悠太に惹かれないよう自ら距離を取り始めた沙季ですが、その気持ちはなんとなくわかりますね。
 "義理"の兄妹なので問題ないとも思うのですが、"義理"とはいえ世間ではあまり関係なく”兄妹”のほうを重要視する人がいないとも限りませんしね。。。
 それに両親がどう思うかもわかりませんしね・・・実際問題どうなんでしょう?
 個人的には血もつながっていないし全然ありだと思いますし、仮に子供がそういうことを言ってきても許すと思うのですが、世間的には少数派?もちろん、血がつながっていればNG・・・ちょっと考えそうですね(*_*;
 まぁ、そんなことを淡々と考えさせられる今巻ですがそんな考察も面白かったです(^^♪


 悠太も悠太で沙季との距離感について悩み始め、夏休みはバイトも家もほぼ一緒にいた彼女に対して急に距離を取られ、さらに呼称も"兄さん"と"普通"の兄妹のようにされればそりゃ悩まずにはいられない(;'∀')
 誰かに相談しようにも繊細な問題でもあるし、悠太自身丸という親友はいてもほかに仲のよさそうな人は少なそうですしね。。。
 そこで新登場?の予備校で出会った少女との会話はこれまた考えさせられる内容でしたね・・・
 彼女の問題も結構重く、実際他作品ではありますが、その問題を元にしている作品もあるわけで・・・そんな彼女からの言葉や沙季への想いもあってラストの"答え"にたどりついたのはよかったのかな?


 新キャラと言えば前もちらっと出てきましたが、読売先輩の大学の講師も今回登場しますが、流石彼女を掌で転がせるだけあって濃い・・・
 読売先輩をパワーアップしたような人ですが、彼女の考えを聞き、議論したことで沙季の考えがまとまったと考えるならよかったのか。
 実際彼女の講義の内容を考えるとすごく難しいですよね・・・今の"普通"がいつまで"普通"なのか、大多数の考えが"普通"なので、どうしても"流れ"ができてしまい、早ければ数年後には今の"異端"が"普通"になっている可能性もありますしね。。。
 まぁ、どんなに時がたってもせめて道徳だけはしっかりしておいてもらえればそれ以外はどうでもいいんですけどね・・・


 最終的に原点に戻って二人で"すり合わせ"を行った結果がすべてであり、今後二人の関係がこのままいくのか、それとも破綻するのか、又は白日の下にさらされるも受け入れられるのか、とても楽しみです(*_*;
 ちなみに、どのルートを進んでもいばらの道は待っていそう・・・(´;ω;`)





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最終更新日  2022.01.23 23:59:01
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