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2006.09.08
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カテゴリ:エッセイ
山口瞳ほか
『諸君、これが礼儀作法だ!』
新潮文庫

諸君、これが礼儀作法だ!

何事にも先達は必要である。

昨年のいま頃は、そろそろ就職活動をせねばと張り切っていた。社会に出るうえで必要な常識を学ぶぞと、熱意に燃えてこの本を購入したのだが、結局、飛び級で大学院に進学し就職は先送りになった。そのためこの本を今まで読まずにいたのである。
しかし、当然のことだが学生にも礼儀作法は求められる。ということで、引っ張り出してきて読んだ。私は礼儀も作法もなっていないので、参考になった。

この本の内容は今の感覚からすると少々古めかしい。しかし、そもそも礼儀作法は時代によってころころ変わるものではない。本筋の普遍的で不変的なところだけでも覚えておけば、何とかなるだろう。

一応断っておくが、この本はマナーについてのこまごまとした具体的なことを実践的に教えてくれるハウツー本ではない。もっと根本的なことが書かれた、礼儀作法の達人によるエッセイといったところだろう。

世の中には、礼儀作法やマナーを扱った本が数多くある中、なぜ私はこの本を選んだのか。それは、一度、山口瞳のエッセイを読みたかったからである。山口瞳といえば、万年筆独特の良い書き味を「ヌラヌラ・スルスル」と表現した人。この表現は、もはやその道では当たり前の言い回しになっている。万年筆好きとして、山口瞳の作品は一度読んでみたかったのである。





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Last updated  2006.09.08 23:42:53
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