4丁目の景色

私が、リンクさせて頂いている『ゴンタママさんの日記』に大変ショックな事件が掲載されていました。

それは、公園で遊ばしていたお友達のワンちゃんがいきなり他のワンコに噛まれてしまった

という内容でした。（勝手にリンクさせて頂きました）

http://plaza.rakuten.co.jp/abarenbougonta/

正直、驚きました。ショックでした。

そんな事ってあるんだなぁと･･･

けれど、私にとって一番ショックだったのは、そのblogを読んだ人々のコメントの内容でした。

殆どの読者が･･･

【いきなり噛むなんて酷い犬だ！】

【何もしないなんて酷い飼い主だ！】

【大きな犬ほど公園でリードしてない！】

という内容でした。

非難する事は簡単に出来ますが、この様な事はいつ何処で自分の身に降りかかるか

分からないとは皆さん思わないのでしょうか。

被害者ではなく、いつ自分の愛犬が加害者になるか･･･

人間の様に犬が理性をもっているのかどうか私にはわかりませんが、愛犬の一挙手一投足

完璧に理解する事は有り得ないし、どんな精神状態になっているのかなんて

予測できない訳で、どんなに訓練したからといって完璧なお行儀のワンちゃんはそんなに

多くはいないと思うんです。

全犬種の中でIQが一番高かろうが、どんなに訓練をしてようが、動物って何するか分からないものですよね。

だからこそ愛情をかけてストレスをため過ぎないように飼い主さんは誠心誠意育てる訳ですよね。

そんな中【ゴンタママ】さんは、とても教養のある方らしく、謙虚でもっともな意見を

投じてらっしゃいました。

『自分の子に限って・・・と思うって良くないことだと思います。

でも皆さん、それなりに自分のワンちゃん信じてした油断で失敗することって

多々あるのだと思います。人生ちょっとした油断で人を傷付けたり、壊しちゃったり・・・』

結びは『それでも悪いと思った時に反省しお詫びする事が大切だ』とありました。

その通りですよね。

非難するだけなら物事は解決の糸口を見出す事が出来ません。

当事者であれば当然怒りもあるでしょうけれど、少なくとも周囲の人間は冷静に

物事を判断する能力を持たなければこの世の中悪くなる一方ですよね。

何はともあれ、噛まれたワンちゃんは命には別状がなかったそうです。

色々考えさせられた事件でした。