4丁目の景色

もうこんな時間…

夕食の買い出しとワンコの1週間分のご飯作りが残ってる。

ワンコのお散歩にも行かなくっちゃ(:_;)

2時間の昼寝がマズかったかなぁ…

でもここ1週間余り体調が良くない。

昨日も凄く身体が辛かった。


昨日は会社の同僚が来る予定だったので直前には、いつもより丁寧に掃除したりして疲れてた。

しかもここ1ヶ月調子が良かったので無理した反動が来ているのは自分でも薄々気づいてた。

でも無理してしまうのが私の悪いところ。


昨日は会社の子が来る前に急遽ワンコの新しい訓練士さんが9時に来た。

ワンコ友達に今の悩みを相談したら紹介してくれたベテラン訓練士さん。

新浦安や舞浜・葛西あたりでは有名な訓練士さんらしく、物事をはっきり伝え慎重で経験豊富

しかも面白いと聞く。もうすがるしかない

本当は土曜日に初めての集合訓練を受ける予定にしていたけれど、その前に一度

家のメールと家での様子を見てもらっていた方が良いと思い、直ぐに電話したら

水曜の朝だったら時間が取れるとの事だったので二つ返事でお願いした。


私のワンコ友達の大半は大型犬の飼い主なので警察犬訓練学校を筆頭に殆どのワンコが

訓練を受けている。

半年程度預ける人が大半だけど、その後も今回の訓練士さんが開催している集合訓練に参加

している人が多く、今回に繋がった。

勿論、集合訓練の事は私も知っていたし安価で受講できる事も知っていたが、家は個人Lessonを

1年近く受けたしメールはコマンドも良く効くし初心者と一緒の訓練には正直全く興味が

なかった。

でもそれが落とし穴だった


一人で育てたせいかメールは他のワンコに協調するとか戯れる等の社会性が低く、生まれ持った

臆病な性格も治らないまま3才7ヶ月まで来てしまいDogrunに行ってもいつも一人で遊んでた。

そんな性格でも私達夫婦からすれば、健やかで楽しい生活を営めればいいと考えていた。

ただやはり気の合わない雄のワンコに突然遭遇した時の興奮度合いが酷く相手の飼い主さんに

申し訳ないという気持ちがずっと私の心に影を落としていた。


元々、お世話になっている訓練士さんは千葉の山奥から来ていたので一通りの訓練が終わった

後は、半年に1度程度様子を見に来てもらったり年に数回メールを連れて行けない場所への

旅行や夫婦同じ日に出張があった時に預かってもらう程度の関係になっていた。


メールの最大の問題点は噛む事。

噛もうとし噛んでいる訳ではなくても興奮の余り目の前にある私の手に歯が当たった事が

何度もあった。

初めて噛まれた時は余りのショックで暫くメールに触れる事も話し掛ける事も出来なかったし

どうしてなの？どうしてメールだけがこんな事するの･･･と悲しくて仕方なかった

前の訓練士さんからもメールは興奮すると口に出るタイプなのでそれを叱ると余計に興奮する

可能性が高く、そんな場合は無視するのが一番だと教えられていた。

前の訓練士さんに毎週来てもらっていた9ヶ月から1歳半位まではそんな悩みもなかった為

訓練士さんも現場を見ておらずそれ以上コメントしようがないのだろう･･･



当初45分と聞いていた昨日の出張訓練は結局1時間半近くになり説明の為に私は喋り続けた。

しかも背もたれのないリクライニングチェアの足置き（オットマン）に座ってメモしながら

話をしていたので首と腰の負担が思ったよりきつかった。

夢中で話を聞きながらメモをとったせいか多分前傾姿勢で首の上下も激しかったに違いない。

訓練士さんが帰られた後はグッタリ


新しい訓練士さんから聞いた話をまとめると･･･

ボーダーコリーの半分は大人しい。けれども半分は噛むとの事。

ボーダーは元々、羊を追い込んで柵の中に入れる為に作られた犬なので、彼らにとって

【噛む】という行為はDNAに組み込まれているそうだ。

人間や動物と仲良く生活出来る様に作られたラブなどとは基本的に全く異なるという。

それでもボーダーは頭が良いのでフリスビーをしたりアジリティで頭や身体を使って

自分の欲求を満たしていれば家のメールはこうならなかったかもしれない･･･

悲しげにそういうと･･･訓練士さんはこう言ってくれた。

『お電話で話を伺った時には飼い主さんの飼育方法や家の中での躾にも問題があるんだろうと

思っていたけれど、様子を見て飼い方には問題がないと思いました。これは本能の問題なので

誰にでも懐く犬にしようと思わなくてもいいんじゃないでしょうか』

訓練士さんはこうも言った･･･

『人間は自分が完璧ではないのに自分の飼っている犬には完璧を求める』

『それでは犬が窮屈で可哀相だと思いませんか？』

『相性の悪い雄犬が来たら出来るだけ近づけない様にしてあげさえすれば問題は発生しない

のでそれは飼い主さんが努力する事であって、この子はとてもいい子ですよ』


とても胸に沁みた。

この訓練士さんについて行こうと思った。


････それにしてもクタビレタ