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帰宅したら欠礼の葉書が来ていた。
大阪に住む年上の友達のご主人からだった。 えっ? 亡くなったのは友達だった。 彼女とは私が浪人時代、自動車教習所で仲良くなった。 日本有数の企業の創業者を祖父に持つ本物のセレブで凄く奔放な人だった。 知り合ってから彼女がお見合いで結婚するまでの3年間は特に良くしていたし 毎日の様に神戸や京都へドライブに行った。 そして彼女の結婚式にも参列したが、ご主人から彼女が亡くなったという連絡はなかった。 まだ40台の若さで何故彼女は死んだのだろう? この10年、彼女からよく電話をもらっていた。 メールも頻繁に交換した。 子供の教育問題に一番頭を悩ませ単身赴任のご主人を待ち詫びながら いつも淋しいそうだった。 いつだったか朝の4時に電話がかかって来た事があり思わず「明日仕事だから勘弁してよ」 と電話を切った事もあった。 数ヶ月前にメールしたらエラーになったが、気になりながらも奔放な彼女の事だから アドレスを変えたのかもしれないと自宅にまで確認しなかった。 彼女とは私が東京に来てからは一度も会っていない。 あんなに仲が良かったのに… 私は何でもっと話を聞いてあげなかったんだろう? 彼女が幸せじゃないって知ってたのに… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月02日 22時52分48秒
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