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2018/04/27(金)07:36

面倒なハーレーのオイル

バイク(557)

ずっと前にもちょろっと書いたが、他の普通のバイクと違い、ハーレーのオイル交換は面倒だと言わざるを得ない。普通のバイクはエンジンオイル交換で、エンジン辺りのオイル交換は終了となるが、ハーレーは、エンジン、ミッション、プライマリーオイルの3種がある。それぞれ専用オイルが存在し、基本的には別々の専用品を交換することになる。店でメンテナンスするなら、大きいタンクからそれぞれ出すだけなので、良いのだが、個人で交換しようとすれば、別々のオイルを用意しなくてはならない。割高の化学合成のいいやつで、其の3か所とも使えるというのもある。 そして、そのエンジンオイルも大排気量、空冷ということもあり、20w-50、あるいは60のシングルみたいな一般的なものより硬いもの指定。純正やそれに準ずる品は高温になっても粘度が落ちにくいよう作ってあるらしく、車用などでは同じ粘度指数でも粘度が落ちて焼き付きの恐れあり、と書いてあるページもあった。 ハーレーはどんどん排気量が上がっていく。でも空冷で発熱量は増えるばかり。道は渋滞が増えるばかり。環境対策で、燃調は薄くなるばかりで、アイドリング時などは又に火鉢を抱えているのか?というくらい熱くなるらしい。これはほかの大排気量バイクでも同じ。これが水冷ならラジエターのファンが回り、少しは冷やしてくれるが、空冷は温度が上がる一方だろう。ちょっと前にドゥカティの空冷のスクランブラーを見たが、タンク上のコーションラベルに「5分以上のアイドリングは火災の恐れあり」と書いてあった。燃調が薄いこの時代は、もう空冷大排気量は無理があるのかもしれない。 なんて言っててもしょうがないが、ということでエンジンが非常に厳しい過酷な状態に特に夏はなるので、良いオイルは必需品。信頼できる実績のあるオイルで、それでも夏を越えたら寿命かも?

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