2023/08/18(金)08:14
旧車を見て
先日MHRと走って、旧車について思ったこと。
彼の場合は、昔乗っていたが諸事情で手放し、ある程度年をとって、やはりあのバイクに乗りたいと、ネット上で予算に合うものを探し出し、注文したものの、店であったので旧車あるあるか、納車整備の段階で不具合がいろいろでて、結果1年半くらい掛かって納車された。
ところが、納車後すぐ他にキャブの不具合で走ることが出来なくなった。自走できなくなり、保険でドゥカティディーラーに入庫、飛び込みではあれだろうからと紹介したこともあり、気にしていたが、同じ系統の整備に時間が掛かり、ひと月半くらいで修理完了。ブレーキ周りとかそもそもの組み込みミスもあったようで、改めて整備されたので、気になっていたブレーキの引きずりも直り、キャブも絶好調で拭け上りも良く、どこを走るのか?というようなハイギアードだったスプロケも適正に戻り、しばらく一緒に走った後、自宅まで無事帰ったのは先日書いた通り。
後ろを走っていても、快調さが見て取れた。
言えば、カスタムのウインカーが、小さな丸で、日中点滅が見えにくい。後ろで次はどちらに曲がるか?わからない。
キックしかないので、急なエンスト時の再始動が手間だ。大口径のFCRが入っている。アイドリングもいい感じで出ているが、不慣れなうちはエンストもありがちなようで、これを嫌って高いアイドリングにしてしまうとそれもまたかっこ悪いし。
コーナリングはそれはもうすいすいヒラヒラと。今となっては細めのタイヤもいい感じ。
昔人間だからであろうか?、かっこも音も相当いい。旧車だからこれからも手がかかるだろうが、それも覚悟の上買ったことが素晴らしい。
ところが自分が買うかといわれれば、買う気はない。このバイクに限らず、旧車には手を出す気はない。貴重な休み時間は、すっと乗って、走ることを楽しみたいからだ。趣味の違いである。
趣味は違っても同じバイク好きである。