人間関係は複雑だ。それがこじれるととんでもない軋轢を生み、お互いの精神的負担は計り知れない。その間には、思い込みや誤解などから来ているものもあり、会社など権力構造が上下関係がはっきりしていると、今後の昇進などにまで響いたりもあるだろうから大変だ。
某防団では、基本生きていける給料が出るわけでもなく、ボランティア団体だ。一応上下関係的身分があり、部員、班長、部長、副分団長、分団長・・・団長、と続いていく。上の役目になると、その下をまとめることになる。いざ現場では指揮系統がはっきりして、上の命令がないところで勝手なことはできない。勝手な行動は命に係わる。一方普段の会議などでは、上からの連絡事項ははっきりさせるが、相談事項は皆に意見もしっかり聞き、一方的にならないように配慮していた。同じボランティア同士として、相手を思いやり、尊重することは大切。意見が分かれるとそこは上の者の判断でまとめる。ある程度リーダシップも重要だが、独断的になりすぎると皆の気持ちは離れてしまう。部長に任せることも重要。いつまでも口を出していては成長しない。部長を経験し、さらに上に行ったものからすれば、新部長は未経験から頼りなく見えるところもあるかもしれないが、それは飲み込んで任せないと、いつまでも部長は皆から認められず、精神的に腐ってしまい、いいことはない。
いろいろな会で、役職名とか違うかもしれないが、某防団では第何部という部があり、同系の何部かをまとめる分団がある。各部は部長がまとめ、その何部かをまとめるのが分団長。各部のことは部長に任せる。困ったことがあれば相談に乗るが、基本的。
どこかの話で、いつまでも部長以上が細かに口を出し、部長を差し置いて実質仕切り、部員、あるいは関係方面に誰がトップかわからないなど悪評をふりまいたということがあったそうだ。
自分の今の役割をしっかり認識しておくことが重要だ。と言いながら、自分ができているかは自信がない
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最終更新日
2025年05月04日 07時26分36秒
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