ボロボロの木の部屋@分室

2006/07/12(水)01:14

千葉の海浜植物。

植物(33)

立て続け、成東に行った次の日に千葉は白浜周辺の海岸で見つけた海浜植物。 イイ感じの岩場があったので車を止めて物色したら色々ありました。 ハマボッス( Lysimachia mauritiana ) 艶やかで多肉質な感じが海浜植物らしさをだしてますねー。 これでもサクラソウ科で園芸的に多く利用されるリシマキア・ヌンムラリアや野草として知られるコナスビなんかと同属。 リシマキア属って何気に形態が様々でそそられます。 イワタイゲキ( Euphorbia jolkinii ) この海岸で一際目立ったのがこのイワタイゲキ。 近年園芸的な利用でも注目されるユーフォルビア属の仲間。 この種はそのまま園芸的に利用しても絵になりそうな気がする。 テリハノイバラ( Rosa wichuraiana ) ノイバラに似てますが名前の通り葉に光沢がありテカってます。 海浜植物の良く見られる特徴ですねー、海岸という厳しい環境に適応した結果なのでしょう。 このバラ、育種にも一役かっていてランブラー系と呼ばれるツルバラにはこのテリハノイバラの血が入っている物が多いそうです。 カワヂシャ( Veronica undulata ) 海岸で見かけるとは思いませんでした。 もう花も終わりかけですが珍しいので写真に撮ってみたのですが、もっと良い時に写真に収めたかった~~。 この仲間だと最近特定外来生物に指定されたオオカワヂシャが記憶に新しい。 でもあまり知名度の高くない植物だったのでさして話題にもなってなかったですね。 園芸的な利用も皆無な植物でしたから、このカワヂシャとオオカワヂシャとの交雑が問題になってましたし指定やむなしだったでしょう。 他にもハマウドやハマゴウ、タイトゴメなんかも生えていて海浜植物の楽園が続いてました。 ゆっくりじっくり探せばもっと色んな発見があるんだろうな~~。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る