2005/02/25(金)14:11
【悪辣で狡猾な】 劣化ウランに関する資料 【サマーワ情勢】
<対北朝鮮>表明なき制裁じわり 政府方針 2月23日0時18分 (毎日新聞) 船の座礁などに備えた保険に未加入の船を締め出す改正油濁損害賠償保障法が3月1日に施行されるのをにらんで、政府が北朝鮮に対する「アナウンスなき経済制裁」に出ようとしている。対北朝鮮制裁を意識した法律としては改正外為法と特定船舶入港禁止特措法があるものの、法律の発動を表明した場合、北朝鮮の猛反発が予想されるため、政府は制裁2法と同様の効果が期待できる他の法律を積極的に活用し、北朝鮮への圧力を強める方針だ。
(中略)
手詰まり感が漂う政府内で急浮上したのが、改正油濁損害賠償保障法などの制裁法以外の法律を活用して北朝鮮に「圧力」をかける方法だ。発動という手続きを踏まず、自動的に「制裁と同様の効果」が出ることに期待をかけている。
(中略)
一方、内閣官房は各省庁に同様に現行法令で制裁効果が期待できるケースの洗い出しを指示。これまでに北朝鮮産アサリの原産地表示の監視強化に乗り出したほか、(1)北朝鮮への出国者の手荷物検査の強化(2)朝銀系信用組合の監督強化(3)固定資産税が減免されている在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の施設の使用状況の監視強化――なども検討されている。
政府内には「狙い撃ちの法律ではないため、『制裁発動は宣戦布告』とけん制している北朝鮮も文句は言えない」(外務省幹部)との読みがある。しかし、一方では「打撃を与える以上、制裁発動と同じ結果をもたらす」(国交省幹部)との見方があり、政府はあくまでも意図した制裁ではなく、結果的なものとの姿勢を貫くとみられる。【高山祐】
(後略)■いやぁ
>政府はあくまでも意図した制裁ではなく、結果的なものとの姿勢を貫くとみられる。
狡猾(キヨハル)で悪辣(アクラル)なチョッパリですね!かんしゃく起こる!w
さて冗談はさておき、この前成立した経済制裁法案は
・改正外為法=財務相、経済産業相の判断で、資金送金、貨物の輸出入、技術移転、仲介貿易などを禁止
・特定船舶入港禁止特措法=日本の平和と安全の維持に必要な時、万景峰号など北朝鮮船の日本入港を禁止
だった訳ですがこれは標的は北韓なんですね。
しかし
・改正油濁損害賠償保障法(3月1日施行)=国土交通相が指定する36社の船主責任保険か、国交相が証明書を発行した船主責任保険に加入していない100トン以上の船舶の入港禁止
・日本農林規格法=北朝鮮産アサリの原産地表示を厳格化し、国内産のように装った販売の取り締まり強化
・協同組合金融事業法など=朝銀系信用組合への監督強化
・地方税法、各自治体条例など=固定資産税が減免されている在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の施設の使用状況の監視強化
これらは北韓が標的ではありません。
と言うことは北韓も-文句を言わない訳がないと思いますが-文句を言いにくい訳です。
あくまで国内法の改正ですからそれに干渉すれば「内政干渉」になってしまいます。
つまり
北韓
「チョッパリはウリたちに経済制裁してるニダ!宣戦布告と見なすニダ!シッパル!シッパル!」
チョッパリ
「はぁ?これはあくまで国内法の改正が結果的に経済制裁と同じ効果があるだけであって、経済制裁ではありませんよニヤ(・∀・)ニヤ」
と言える訳ですねw
合い言葉は「狡猾(キヨハル)で悪辣(アクラル)なチョッパリになろう!」w
第38回「バカの壁・再」29(予定)
また彼が面白い日記を書いてくれるかもしれないので、スペース空けときますねw
今日も夜勤なので更新は明日の昼頃の予定。
と予定していましたが動きがないのでボツw
劣化ウランに関する資料をまとめて提示しておきます。
ここの資料分類はあくまで某S氏の主観によるものです。
参考資料(一次資料・英文)
・Depleted Uranium and the IAEA(IAEA.org)
→劣化ウランに関するIAEA(国際原子力機関)の特集記事。
・Frequently Asked Questions(IAEA.org)
→劣化ウランに関する良くあるQ&A。
・Depleted Uranium in Kuwait(IAEA.org)
→2002年2月に行われた湾岸戦争時に使用された劣化ウラン弾に関するIAEAの調査結果。
・Post Conflict Assessment Unit(UNEP)
→UNEP(国連環境計画)によるコソボ紛争後の劣化ウラン弾による環境汚染の査定。
・UNEP RECOMMENDS STUDIES OF DEPLETED URANIUM IN IRAQ(UNEP)
→2003年4月7日、UNEPによるイラクにおける劣化ウランの研究を勧告する声名
参考資料(二次資料・日本語訳・英語対訳)
・劣化ウラン:原因、被曝および健康への影響 ――概要―― (TriNary)
→WHO(世界保健機関)が2001年に発表した劣化ウランに関する調査報告 "Depleted Uranium: Sources, Exposure and Health Effects" 中の "Executive summary" を日本語訳したもの。
⇒英語対訳版あり。
・劣化ウランに関するWHO概況報告書第257号 "Depleted uranium" (TriNary)
→WHOが2003年1月に発表した劣化ウランに関する概況報告書 "Depleted uranium" を日本語訳したもの。
⇒英語対訳付きあり。
・劣化ウラン概況報告書 国連環境計画 2003年9月(TriNary)
→UNEPが2003年9月に発表した劣化ウランに関する概況報告書 "Depleted Uranium Fact Sheet" を日本語訳したもの。
⇒英語対訳付きあり。
・劣化ウランに関するよく尋ねられる質問(在日米国大使館)
→劣化ウランに関する良くあるQ&A(IAEA)の在日米国大使館による仮翻訳版。
参考資料(その他)
・海外ニュース - UNEP ボスニア・ヘルツェゴビナにおける劣化ウラン汚染の予防措置を求める(EICネット)
・IPSHU 研究報告シリーズ 研究報告No.29「武力紛争における劣化ウラン兵器の使用」(広島大学平和科学研究センター)英、豪軍合わせ600人 安全確保で不安ぬぐえず 2月22日19時33分 (共同通信) 細田博之官房長官は22日午後の記者会見で、陸上自衛隊の活動するイラク南部サマワの治安維持を担当するのが、オーストラリア軍450人、英軍150人の計600人になると明らかにした。当初600人の派遣を予定していた英軍が減らした分をオーストラリアが穴埋めした形。部隊規模は3月に撤退するオランダ軍の1400人から半分以下になるため、自衛隊員の安全確保に不安がぬぐえないのが実情だ。
政府は、オーストラリアの派遣決定を「高く評価する」(細田氏)、「サマワは反英感情が強く、オーストラリア部隊に来てもらえれば安心だ」(防衛庁幹部)と歓迎する。しかし、民主党の岡田克也代表が「サマワが安全でないと(日本)政府がよく認識しているということではないか」と指摘したように、日本側の要請は治安情勢への強い懸念の裏返しともいえる。■やれやれ。
>部隊規模は3月に撤退するオランダ軍の1400人から半分以下になるため、自衛隊員の安全確保に不安がぬぐえないのが実情だ。
こんな意見も出るであろうと一昨日の日記にこう書きました。
>他紙報道によれば蘭軍は約1350人規模でヒドル宿営地に176人、ルメイサ宿営地に209人だったそうですからサマーワの「キャンプ・スミッティ」に配備されていたのは965人ですかね。
>今度配備される英軍が600人ですからサマーワだけ見れば約2/3と言ったところでしょうか。
と、蘭軍1400人全員がサマーワに配備されていたわけではなく数字上は半分ですが実質的には2/3です。
さすが共同ですね。
で、
>民主党の岡田克也代表が「サマワが安全でないと(日本)政府がよく認識しているということではないか」と指摘した
安全なら民間人が行きますって、金かかっても自衛隊を派遣してるのは危険だからでしょう?
派遣した自衛隊員の安全確保に万全を尽くすのは当たり前でしょ?