思い通りにならなくて苦しい子育て☆手放しました
現在、大学生と高校生の母である私。振り返ると、子どもたちが小さい頃の私は、典型的なヘリコプターペアレントだったと思います。ヘリコプターペアレントとは、子どもの周りをヘリコプターのように飛び回り、過度に干渉してしまう親のこと。子どもが困る前に先回りして手助けする。友達関係や学校生活、勉強の様子を常に把握していたい。失敗や挫折を極端に恐れ、できるだけ嫌な思いをさせたくない。今振り返ると、まさに私でした。勝手に自分自身の子供時代と比較して、このままでは将来どんな大人になってしまうのだろうと不安に駆られ、ちゃんと育てなくては!と「べき」思考になっていた。もともとの心配性な性格も重なり、いつも子どもたちのことを考え、勝手に不安になり、勝手に疲れていたように思います。そんな私の心がポキッと折れたのは、次男くんの反抗期でした。親の言葉は届かない。良かれと思って言うことはすべて拒否される。発作的に命の危険を感じた私は、心療内科を受診し、自ら希望して心理療法士によるカウンセリングも受け、スクールカウンセラーも受けました。親業のセミナーにも参加し、自分がどれだけ子供の話を聞いていなかったのか気づかされました。子どもの話を聞いた上で「あなたはそう思うのね」と行ったん肯定し、自分の考えを話していた私。私自身は、いったん子供の話を最後まで聞き、工程の言葉も言ったうえで自分の意見を述べているのだから、私は子供の話を聞けている。と思っていました。・・が、それは、子供からしてみれば、自分の意見を言ったとしても、「でも」と、親から押し付けがましく意見され、ちっとも自分の言い分は聞いてもらえないと感じていたのだと。。これは、大きな気づきでした。セミナーに参加し、子どもの話を聞けるようにはなりましたが、次男くんの行動を変えることはできませんでした。。ただ、決して無駄ではなく、自分が子どもの話を聞けていなかったという事実を知れたこと。私が話を肯定的に聞けるようになったことで、次男くんの親に対する態度や話し方は大きく変わり、親子関係が非常に良好になったこと。という点で、とても大きな成果を得られました。セミナーを受けたことに、非常に満足しています。そして、中でもスクールカウンセラーさんとの出会いは私の人生を変えたと言っても過言ではありません。思い通りにいかない子育てに悩み、失望し、無力感で押しつぶされそうになっていた私の気持ちを言語化してくれて、たくさんの気づきを与えてくれました。卒業時、最後のカウンセリングでいただいた言葉を今でも覚えています。母はご飯を作る。本人が悩んだ時は話を聞いてあげる。余計なことは言わない。何も言わずに見守るって難しいことだけど、それが最善の策。さらに、「育てにくい子の育児、迷いながら多少失敗もしながら頑張ってやってきて、それぞれの子の個性に合ったある程度の道筋はつけられたと思いますよ。」と言ってくれたこと。当時の私は、自信を失い、「私の育て方が悪かったのではないか」と自分を責めて後悔や不安に駆られていたように思います。スクールカウンセラーさんのねぎらいの言葉がどれほど救いになったことか。そしてその後、私自身の乳がんが発覚しました。人生は本当に何が起きるかわかりません。病気を経験したことで、私は改めて気づきました。子どもの人生は子どものもの。私の人生は私のもの。当たり前のことなのに、子どもの人生まで背負おうとしていた自分に気づかされた気がします。もちろん、心配性の私なので、今でも子どもたちに不安を感じることはあります。でも以前のように先回りして口を出すことは、なくなりました。失敗も経験。遠回りも経験。きっと今の経験が、いつか彼自身の教訓になる。そう信じられるようになりました。スクールカウンセラーさんとの運命の出会いがあり、大病も経験し、私はずいぶん楽になりました。今までどれだけ肩に力を入れて生きてきたのだろうと思います。もちろん今も不安になることはあります。でも、そんな時は自分に問いかけます。「それって本当?」「全部、思い込みじゃない?」未来のことなんて誰にもわからないのに、勝手に最悪のシナリオを作って苦しんでいるだけ。と以前よりも考えられるようになりました。子どもたちが小さい頃、本気で「悟りを開きたい」と思ってた私。今の私は悟を開いたというより、執着を少し手放せるようになっただけなのかも?・・いや、あきらめた。と言った方が正しいのかも。でも、子どもの成長する力を信じられず、心配で手も口も出していた頃より、今の私はずっと穏やかです。親にできることは意外と少ない。ご飯を作ること。帰ってこられる場所を用意すること。困った時に話を聞くこと。それくらいで十分なのかもしれません。子育てを手放したわけでは決してありません。「思い通りにしようとすること」を手放した。そしてそれは、子どものためだけでなく、私自身を救うことにもつながりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。にほんブログ村人気ブログランキングへ