義父が逝きました。
悔やんでも、悔やみきれないかもしれません。かみさんの父親は、私と結婚して以来一人暮らしでした。一昨年に喘息を患うまでは、現役で仕事をしており現在に至るまで、身の回りのことは自分でやっておりました。体調が悪いときには、かみさんが実家のほうへ通ったりもしておりましたが、入院するようなこともなく病院での定期検査でも特に異常もなく、しかも体調がいいときには我が家に来て孫と一緒に出かけたり、食事をして帰るような生活をしておりました。定期的に、かみさんをはじめ、うちの子供たちも電話をしたりして様子を伺っていたのですが・・・先週の木曜日に、子供たちがおじいちゃんに電話をかけて「元気だぞ」という言葉を聞いたのが最後でした。たまたま親戚から連絡があって、「毎年恒例の従兄弟会の打ち合わせの連絡をしたのだけど、電話にも出ないんだけど」ということで、不信に思って私のほうでかみさんに様子を見に行くよう言い、胸騒ぎのようなものがしたので、中学生の息子に「最近、おじいちゃんに会ってないんだから、一緒に行って来い」と同行するように促しました。結果は・・・急性心筋梗塞だったようです。医師からの話では、「本人が一瞬の時間で気を失ってそのまま亡くなったと推定されます。」とのことでした。話のとおり、表情には苦しんだ様子はありませんでした。しかし、最初に見つけたかみさんの気持ちを考えると、あまりにも酷い対面になってしまったと思います。このところの気温の寒暖の差で、私たちも体調管理できないくらいなのに・・・もう少しだけ・・・もう少しだけ、義父のことを気にかけてあげれればこんなことにならなかったんではないかと思うと、悔やんでも悔やみきれません。せめて、1分1秒でも早く見つけてあげたかった・・・同じ階段に住む老夫婦には、毎日のように気にかけていながら、自らの身内のことにもっと気を使えなかったのか?偽善者ですよね?自分が情けなくて仕方がありませんが、今は葬儀の準備やいろいろな手続きに奔走しています。こんな状況ですから、ほとんど寝ていませんが、今の自分の気持ちを何かの形にして残しておきたかったので、ブログを書き留めます。亡き義父の冥福を祈るとともに、つつがなく葬儀が終わることが出来ればと思っております。