再び　上海への道

仕事で蘇州に来ております。

明日は、やっと、というか、ついに
上海に戻る。

日本から来られたお客様から実り多い
講演をいただき、とても勉強になる
機会だった。
そして、自分自身が今までこの会社で
やってきたことを振り返ることもできた。

実り多かったはずなのに、なんだか気持ちが
晴れない。
理由は自分でもイヤというほどわかっている。

ハタから見れば、現在の私の立場はいろんな意味で
恵まれているように写るだろう。
「何よ悩みなんて、それ以上何を悩むの？」と
言われるかもしれない。

でも、人は一人一人置かれた立場に応じた
人には言えない悩みがあるのだ、と私は思う。

表面上を見ているだけでは決してわからない
こと、本人にしかわかりえないこと。
人に決して相談できないこと。

だから余計に自分の中でだけ煮詰まって
気持ちをもてあますのだろう。

これが最高潮に達すると生きていくことに
疲れてしまうのだろうか？